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庭リフォームの施工内容は?費用相場や失敗しない業者の選び方

「自宅の庭をリフォームしようと思っている」
「庭リフォームにはどのくらいの費用がかかるのだろう」
「業者に依頼する場合の施工内容や選び方を知りたい」

自宅の庭リフォームを検討しているが、施工内容や費用感が掴めていない方もいるかと思います。そこで本記事では、庭リフォームについて徹底解説。リフォームの内容や業者に依頼した場合の費用相場、業者の選び方まで詳しくお伝えします。

庭リフォームの施工内容とは?

庭のリフォームはどのように行うのでしょうか。まずは庭リフォームの施工内容をご紹介します。

  •  ・敷地の整地を行う
  •  ・砂利を敷く
  •  ・芝生を作る
  •  ・花壇やウッドデッキ、ガーデンルームを設置する
  •  ・外構フェンスを設置する

敷地の整地を行う

整地とは、土地の凹凸をなくす作業のこと。敷地を平らにした上で、雑草や木の根っこなども除去します。

しっかりと整地を行うことで、後に行う芝生や砂利敷きも美しくなるのです。土地の耐久性を高める意味でも整地は必須といえます。費用は1平方メートルで2,000〜6,000円程度です。

砂利を敷く

整地を行ったら、砂利を敷きましょう。土台に砂利を敷くことには、雑草が生えにくくなる、歩いたときに服が汚れにくくなるなどのメリットがあります。

また、砂利を歩くと音が鳴るので防犯対策としても有効です。費用は1平方メートルで3,000〜9,000円程度です。

芝生を作る

砂利だけでなく、芝生を張るのもおすすめ。全面に人工芝を張る人もいます。芝生は表面が柔らかいため転んでも安心です。子どもや高齢者がいる世帯にはおすすめの施工といえます。

また、土ぼこりも出ないので、外で干している洗濯物が汚れないのもメリット。緑を見ることでの癒し効果も期待できます。費用は天然芝の場合、1平方メートルで4,000〜8,000円程度、人工芝で4,500〜13,000円程度です。

花壇やウッドデッキ、ガーデンルームを設置する

砂利や芝生を敷き詰めたら、必要に応じて花壇やウッドデッキ、サンルームを設置しましょう。庭に直接花を植えるよりも、花壇を設けた方が手入れがしやすいです。花壇設置の費用は1〜1.5万円程度です。

庭でバーベキューなどをする場合はウッドデッキの設置もおすすめ。セカンドリビングとして自宅の敷地内でアウトドアを楽しめます。費用は30〜60万円程度です。

ガーデンルームとは、ガラス張りで作られた簡易的な古屋のこと。日光を取り入れやすい、虫を気にせずにガーデニングができる、雨を気にしなくて良いなどのメリットがあります。費用は80〜150万円程度です。

外構フェンスを設置する

外からの視線をさえぎるためにも、外構フェンスを設置しましょう。プライベートを確保するほか、子どもが道路に飛び出さないなどのメリットもあります。費用は1,5〜3万円程度です。

庭リフォームは業者に依頼するのがおすすめ

庭リフォームの施工内容をお伝えしましたが、すべて自前で行うのは大きな労力がかかります。ある程度の予算を準備できるのであれば、代行業者への依頼がおすすめです。

施工範囲によりますが、10万円程度で依頼できる場合も。自分で砂利や芝生を敷いたり、ウッドデッキを設置するのは大変です。業者であればスピーディーかつ正確に対応してくれるので、安心して庭リフォームを任せられますよ。

庭リフォームの費用相場

続いて、庭リフォームの費用相場について見ていきましょう。

200万円以下がボリュームゾーン

庭リフォームは50万円未満〜500万円以上と幅広いです。リフォーム会社紹介サイト「ホームプロ」によると、庭リフォーム費用は次のように分布しています。

  •  ・50万円未満:26.6%
  •  ・50〜100万円:16.5%
  •  ・100〜150万円:15.2%
  •  ・150〜200万円:14.9%
  •  ・200〜250万円:6.5%
  •  ・250〜300万円:5.1%
  •  ・300〜350万円:4.1%
  •  ・350〜400万円:2.4%
  •  ・400〜450万円:3.8%
  •  ・450〜500万円:1.6%
  •  ・500万円以上:3.3%

ボリュームゾーンは200万円以下。なかでも最も多いのは「50万円未満」です。データを見るかぎり、50万円あれば十分な庭リフォームができるといえます。

10万円以内の庭リフォームの施工内容

10万円以内となると、庭リフォームの範囲は限られます。たとえば、庭の面積によりますが「砂利敷きのみ」「芝生のみ」など。長さによっては、砂利や芝生に加えて外構フェンスも設置できるでしょう。

50万円以内の庭リフォームの施工内容

50万円以内になれば、リフォームの幅は広くなります。砂利や芝生に加えて、ウッドデッキやガーデンルームなどの設置も可能です。50万円の予算があれば、ある程度の面積があっても整備、リフォームができるでしょう。

100万円以上の庭リフォームの施工内容

100万円以上の場合、さらに庭リフォームの範囲が広くなります。上記でご紹介した砂利や芝生、ウッドデッキはもちろん、タイルデッキやコンクリートを使った施工なども対応可能です。さらにデザインに凝った庭リフォームができるでしょう。

庭リフォームを依頼できる業者・会社

そもそも、庭リフォームはどこで依頼できるのでしょうか。ここでは、庭リフォームに対応している業者・店舗の代表例をいくつかご紹介します。

  •  ・エクステリア・外構の専門店
  •  ・ハウスメーカー
  •  ・ホームセンター

エクステリア・外構の専門店

庭のエクステリアや外構の専門店に依頼するパターンです。いわゆる「庭リフォーム特化型」の業者なので、提案から施工まで高いクオリティが期待できます。下請け会社ではなく自前でリフォームを行う業者も多いため料金も安めです。

ただし、業者によって施工内容に得意不得意があるので要注意。たとえば「日本庭園風なエクステリアは得意だけど、イングリッシュガーデンは苦手」など。依頼する際は施工実績などを問い合わせてみましょう。

ハウスメーカー

新築住宅のイメージが強いですが、庭リフォームに対応しているハウスメーカーもあります。住宅を建てたなどハウスメーカーと付き合いがあるのなら、一度聞いてみても良いでしょう。

ただし、あくまでハウスメーカーは「新築物件」に強い業者であり、庭リフォームには特化していません。したがって、エクステリアや外構工事は別の下請け会社に依頼しているケースが多く、料金も高い傾向にあります。

ホームセンター

身近にあるホームセンターでも、庭リフォームを行っているケースがあります。工具や生活家電を手頃な価格で販売しているホームセンター。

「料金の安さ」が強みではありますが、工事を単純化しているケースが多いため、提案や施工のクオリティはそこまで高くありません。依頼したい内容が明確に定まっていて、クオリティを求めない場合にはおすすめです。

庭リフォーム業者の失敗しない選び方

庭リフォームを依頼する際、どのような業者に任せるべきか悩むかと思います。ここでは、庭リフォーム業者の失敗しない選び方をお伝えします。

  •  ・正確な見積書を出してくれる
  •  ・ホームページに施工実績を公開している
  •  ・安さだけを売りにしていない
  •  ・資格を持った職人がいるか

正確な見積書を出してくれる

見積書が正確なリフォーム業者を選びましょう。金額の正確性だけでなく、「庭のどのように整備し、何を設置するから、このくらいの金額になる」といった細かさも重要です。

見積書の内容が大まかだと、着工後にトラブルに発展する可能性も。見積書に納得できない場合は、詳しく問い合わせてみたり、他社との相見積もりを行うのがおすすめです。

ホームページに施工実績を公開している

優良業者の場合、多くはホームページに施工実績を公開しています。どのくらいの費用感で、どの程度の庭リフォームを行ったのか写真とともに実績を公開している業者を選びましょう。

実績内容について詳しく知りたい場合は問い合わせてみてください。問い合わせた際に丁寧かつスピーディーに対応してくれる業者を選びましょう。

安さだけを売りにしていない

リフォームの安さだけを売りにしている業者は要注意です。費用が安い分、スタッフの技量や経験が足りなかったり、品質の悪い材料を使っていたりする可能性があります。

安さだけを売りにした業者に依頼した結果、完成後の庭がイメージと全く異なることも。業者が強みとしている部分やコンセプトを見ながら、丁寧に対応してくれる業者を選びましょう。

資格を持った職人がいるか

資格をもった職人がいるかも重要なポイントです。庭リフォームに関する資格例として以下のものがあげられます。

  •  ・造園施工管理技士
  •  ・造園技能士
  •  ・エクステリアプランナー
  •  ・土木施工管理技士
  •  ・建築コンクリートブロック工事士

資格のある職人がいる=優良業者とは言い切れませんが、庭リフォームに関する専門知識をもっているため、資格なしの業者と比べて信頼できます。

庭リフォームの費用を抑えるコツ

庭リフォームを業者に依頼する際、費用はできるだけ抑えたいもの。ここでは最後に、庭リフォームの依頼費用を抑えるコツをご紹介します。

  •  ・相見積もりで複数社を比較する
  •  ・デザインに凝らない
  •  ・可能な範囲でDIYをする

相見積もりで複数社を比較する

リフォームの内容や予算が固まったら、複数の業者で相見積もりを出すのがおすすめ。施工内容は同じでも業者によって費用は異なります。

業者によって得意不得意もあるので、それぞれの業者でトータルの見積もりを出し、最終的に1つに絞りましょう。なお、住宅を建てたハウスメーカーでも庭リフォームに対応している場合がありますが、ハウスメーカーへの依頼はおすすめしません。

多くの場合、ハウスメーカー側が庭リフォームの下請け会社に依頼するので、全体の料金が高くなる傾向にあります。依頼時は「庭リフォーム専門」の業者がおすすめです。

デザインに凝らない

庭リフォームの費用は「デザイン」によっても左右します。デザインに凝るほど費用は上がり、シンプルにするほど費用は下がるのが基本です。

当然、リフォームや整備以外にデザイン要素が加わると、業者側の手間賃が発生します。予算を最小限に抑えたい場合は、デザインは二の次として考えるのがおすすめです。

可能な範囲でDIYをする

すべての庭リフォームを業者に依頼すると、当然ながら費用は上がります。そこで費用を抑えるために、可能な範囲でDIYをしましょう。

簡易的な花壇や砂利、芝生などはホームセンターでも手に入ります。自前で工事する手間はかかりますが、費用は大幅に抑えることが可能です。

自前で行うには危険な施工や専門的な施工は業者へ依頼し、可能な部分はDIYを行うとトータルコストも抑えられます。

【まとめ】予算を見ながら理想の庭リフォームをしよう

庭リフォームは、整地や砂利・芝生敷き、外構フェンスの設置など施工内容は多いです。しかし、どのまでの施工を依頼するかは依頼主の目的や予算次第。ご自身の予算を加味しながら、理想の庭リフォームを行いましょう。

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