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【世田谷区の子育て支援】小学生だけでなく中高生の居場所事業にも力を入れている!

小学生だけでなく中高生の居場所事業にも力を入れている世田谷区の子育て支援

世田谷区は大使館などが数多くあり治安が良いことや、成城や深沢のような高級住宅街、二子玉川や下北沢などの世代を超えて愛されている地域が多いことから人気の地域です。そんな世田谷区の学校や子育てに関する支援・補助金などの情報について詳しくお伝えしていきたいと思います。

■世田谷区の基本情報

面積・人口

世田谷区は23区の西南端にあり、大田区に続いて2番目に広い面積58.05平方キロメートル。世帯数は501,840世帯、人口は23区で最多の922,690人です。(令和6年5月現在)
全国的には少子化が懸念されていますが、世田谷区に関していえば出生数や子育て世帯の転入数が増加傾向にあります。

交通機関

区内には小田急小田原線、京王京王線・井の頭線、東急田園都市線・大井町線・東横線・目黒線・世田谷線が乗り入れています。世田谷線以外はすべて都心に向かって東西に走行しているため、南北の区内移動が若干不便です。そのため、公共交通不便地域対策として、10路線のコミュニティバスが運行しています。

■世田谷区の子育て環境

世田谷区には4つの都立公園を含む、約430の区立公園があります。陸上競技場やテニスコートなど12個の体育施設がある「都立駒沢オリンピック公園総合運動場」、休日には園内をミニSLが走る「世田谷公園」、禁止事項なしで子供たちが自由に遊べるプレーパークがある「羽根木公園」など、身体を思い切り動かして遊べる公園が豊富です。

砧公園内にある「世田谷美術館」では、子供向けのイベントや100円で気軽に参加できるワークショップなどが不定期で開催されています。また、アンリ・ルソーを代表とする素朴派や区ゆかりの美術家の作品などが見られるコレクション展、地域の方の作品を展示する区民ギャラリーなどの幅広いジャンルの展覧会が開催されているため、子供たちが芸術を好きになる良いきっかけになるかもしれませんね。

■世田谷区の幼稚園・保育園は?

世田谷区内の幼稚園や保育園の数は下記の通りです。

  公立 私立
幼稚園 7園53園
認定こども園 1園  6園
保育園45園203園

*その他、認証保育所33園、小規模保育事業施設18園、事業所内保育事業施設1園、家庭的保育事業2園、保育室1園、保育ママ5名

世田谷区は保育園利用希望者が他の地域より多く、2013年から2015年にかけて待機児童数が全国の自治体で最多といわれる1,000人超えでした。年々増え続ける利用希望者を受け入れるべく、積極的に保育園施設整備や定員の弾力化などの待機児童対策に取り組み、2020年度には待機児童0を達成しました。

なお、世田谷区では親子で気軽に立ち寄れるおでかけひろばに、すぐ近くで子供をみてもらいながら仕事ができる一時預かりの機能が付いたワーキングスペースがあります。ゆるやかな働き方、短時間だけ仕事がしたい、仕事が忙しい時だけ預けたいなど、多様な働き方にも対応が可能です。

参照情報:世田谷区公式サイト 子ども・教育・若者支援

■世田谷区の学校は?

世田谷区の教育施設の数は下記の通りです。

  公立 私立
小学校 61校 8校
中学校 30校 20校
高等学校 9校 27校
大学 0校 14校

世田谷区では「世田谷9年教育」として、小・中学校の9年間を連続した学びの場として教育してきました。そこから更に進化し、2020年度からは幼稚園や保育園を含む11年間を基盤とした「せたがや11+」を推進しています。「自ら考えて動く探究的な活動や授業」、「地域・学校の特色を生かしたキャリア教育」などをプラス(充実・拡充)した新しい教育です。また、小中学校では1人1台の学習用タブレット端末(iPad)が配布されており、データの活用や個々に応じた学びに対応しています。

参照情報:世田谷区公式サイト 子ども・教育・若者支援

■世田谷区の子育て支援制度

1.ネウボラ面接(妊娠期面接・産後面接)

世田谷区では「ネウボラ面接」として、妊婦を対象に「妊娠期面接」を、妊娠期面接を受けられなかった方には「産後面接」を実施しています。なお、子供が2歳になるまでに面接を受けた方には、地域の産前・産後サービスを利用できる「せたがや子育て利用券(1万円相当)」が配布されます。

ネウボラ面接(妊娠期面接・産後面接)
せたがや子育て利用券

2.乳児期家庭訪問

生後4か月までの乳児がいる家庭へ、保健師または乳児期家庭訪問指導員(助産師等)が家庭訪問を行い、乳児の発育・発達状況の把握、地域の保健サービス等の情報提供を行います。

育児に関するサービス 乳児期家庭訪問

3.出産・子育て応援事業(経済的支援)

「ネウボラ面接」を受けた方に「出産応援ギフト」(ギフトカード5万円分)、産後の「乳児期家庭訪問」を受けた方に「子育て応援ギフト」(ギフトカード10万円分)が給付されます。

出産・子育て応援事業(国の出産・子育て応援給付金)について

4.世田谷区出産費助成制度

安心して子どもを産むことのできる環境の整備及び母体の保護を図ることを目的に、子どもの出産にかかる費用の一 部を助成する制度です。出産児1人につき5万円が支給されます。

世田谷区出産費助成制度

5.産後ケア事業

世田谷区には全国でも珍しい区立の産後ケアセンターがあり、母体ケア・乳児ケア・育児相談などを受けられます。ショートステイ(宿泊:産後4か月未満のお母さんと赤ちゃんが対象)とデイケア(日帰り:産後1年未満のお母さんと赤ちゃんが対象)があり、最大7日間まで利用可能。助産師が24時間常在しており、母子の心身ケアや育児相談、育児技術の伝達、公認心理師・臨床心理士によるカウンセリングなどを実施しています。
※せたがや子育て利用券の使用が可能

産後ケア事業

6. 子ども医療費助成制度

18歳に達した日以後最初の3月31日までが助成の対象。保護者の所得制限はなく、保険診療の自己負担分が全額助成されます。

子ども医療費助成制度

7.私立幼稚園等保護者補助金

区内在住の満3~5歳児が私立幼稚園等へ入園する場合、下記のような補助が行われます。※新制度に移行していない従来型私立幼稚園等に通う園児の保護者の方が対象

・入園料補助金
年額100,000円以内(園児1名につき、入園年度に1度限り支給)

・施設等利用給付費(保育料)
31,000円(生活保護世帯、年収270万円以下相当世帯、多子世帯、ひとり親世帯等は加算あり)

・預かり保育利用料等に対する補助金
月額上限11,300円

・副食費に対する補助金
月額上限4,700円(生活保護世帯、区市町村民税が非課税の世帯および所得割が非課税の世帯、年収360万円未満相当世帯、すべての世帯の第3子以降の園児(小学校3年生までの兄姉で算定)が対象)

・その他の納付金に対する補助金
月額上限3,000円(生活保護世帯、区市町村民税が非課税の世帯および所得割が非課税の世帯)

私立幼稚園等保護者補助金

8.就学援助費

世田谷区内に在住し、国公立小・中学校に在籍している児童・生徒の保護者で、生活保護を受けている方、令和5年1月~12月の世帯全員の合計所得金額が支給対象基準額以下の方に対し、宿泊行事・学用品などの経費を援助する制度です。※小学校入学前に新入学準備金の申請が可能

就学援助費

9.小・中学校給食費無償化

令和5年4月より区立小・中学校の給食費無償化給食費無償化を実施しています。

区立小・中学校給食費無償化の実施について

9.放課後の子どもの居場所(新BOP)

BOPはBase Of Playing(遊びの基地)の略。学校施設等を利用した小学生のための放課後居場所事業と学童クラブを合わせたもので、区内全小学校に設置されています。BOPは在籍する小学生全員が無料で利用可能。新BOP学童クラブは、区内在住または区立小学校に在籍している1~3年生で保護者が就労等により保育できない場合に有料で利用できます。指導員の見守るなか、学年を超えて交流したり、自由に遊んだりすることができる場所です。

放課後の子どもの居場所(新BOP)

10.中学生の放課後活動支援

小学生の放課後居場所事業は各地で盛んに行われていますが、世田谷区では中学生を対象とした放課後活動支援も行っています。STEPは放課後に週1回程度、その学校の全生徒を対象に開催。学級活動や部活動とは異なる文化・スポーツ等の自主活動を応援しています。

また、各地域の児童館のうち1ヶ所を中高生世代の活動をサポートする中高生支援館「プレスポ」としています。中高生をターゲットとしたイベントや設備の充実、中高生の利用優先時間が設けられているのが特徴です。

中学生の放課後活動支援 STEP
中高生支援館(「プレスポ」)について

まとめ

世田谷区は基本計画の副題で揚げる「子どもが輝く 参加と協働のまち せたがや」の実現に向けて、2015年に「子ども・子育て応援都市宣言」を行っています。区と区民が力をあわせて子供と子育てにあたたかい地域社会を作るという方針は、さまざまな支援に反映されている印象です。子供が中高生になっても続く、長期的な子育て支援が世田谷区の魅力的な点かもしれませんね。

監修者
吉澤 理都
株式会社ファミリーDesign

Chief

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・一級建築士
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・既存住宅状況調査技術者

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