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家の内装をおしゃれに!人気の実例とデザインのコツを紹介

おしゃれな内装のリビング

「おしゃれ」な家を見ると、「こだわりをもった丁寧な生活をしている人」を連想しませんか? 
なにをおしゃれと思うかは十人十色ですが、共通して言えるのは「一貫している」「芯のある」といった概念なのではないでしょうか。
住居を、自分が心地よいと思える空間にしたいと思うのは当然のことです。しかし、「築年数が経っているから」「センスがないから」と諦めていませんか? 
それは、非常にもったいないことです。ちょっとしたコツさえつかめば、空間は、おしゃれに変化します。今回は、家の内装をおしゃれにするコツについて解説します。

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スタイル別・おしゃれな家の内装実例

内装設計の様子

「おしゃれ」を実現するなら、一番に決めるべきは「テイスト(テーマ)」です。一つの空間に、あれもこれもと詰め込んでしまうと雑然としてしまいますが、テイストが定まっていれば、雑然さもおしゃれに変えることができるのです。

当社が手掛けたおしゃれな内装の実例を、写真付きで紹介します。

シンプル

シンプルでおしゃれな内装

白をメインに、多灯照明によるグラデーションが映える室内です。テイストが限定されていない、自由度が高い室内となっています。

ナチュラル

ナチュラルでおしゃれな内装

3種類の無垢材をメインに、家具や建材の色彩をブラウンで統一しました。観葉植物や合皮生地のソファを、アクセントとしています。天井に埋め込み式ライトを採用して、照明器具による圧迫感を軽減しました。

モダン

モダンでおしゃれな内装

ゴミ箱さえもインテリアになる、一室です。床面積が広いだけでなく、窓が大きいため、ブラインドのテイストが最大限活かされています。

カフェ風

カフェ風でおしゃれな内装

スタンダードな、ブルックリンスタイルデザインです。石の煉瓦と木の床という組み合わせには、他のテイストを取り入れる懐の深さを感じます。

和風

和風でおしゃれな内装

キッチンダイニングと地続きのレイアウトにすることで、バリアフリー化と空間の解放を両立させています。

おしゃれな家はこうしている!内装デザインのコツ

内装デザインのコツのイメージ画像

おしゃれな家にお住まいの方が実際に行っていることを、そのまま真似ることが、理想の内装デザインを実現させる一番の近道です。ここでは、おしゃれな内装にするためのコツやテクニックを紹介します。

1.色の選択と配色のテクニック

ついつい、家具やファブリックを中心に考えてしまいがちですが、床・壁・天井・建具(ドア・窓)を含めた配色を考える必要があります。インテリアには、黄金比率というものがあり、その割合は「床・壁・天井(ベース)70:建具・家具(アソート)25:装飾・カーテン(アクセント)5」となっています。

配色テクニックとして導入しやすいのが、同系色です。まずは、赤色系統の暖色系、青色系統の寒色系のどちらかに決めてしまうのもよいでしょう。

少しテクニックが必要ですが、補色(反対色)や類似色を取り入れてみるのもよいでしょう。

補色や類似色のお手本となるのが、植物です。赤いチューリップは、花と葉が正に補色の関係です。類似色の代表的な植物は、ススキです。

2.おしゃれな家具の選び方と配置のコツ

おしゃれな家具を選ぶなら、おしゃれな家具を扱う専門店を見つけるのが一番です。テイストによって見るべき家具店が異なりますので、インターネットでショップ検索をしたり、街歩きのついでに家具店を探してみたりするのもよいでしょう。多少の傷があってもよいという方には、アウトレットがお勧めです。

配置のコツは、動線を第一に考えることです。おしゃれさを演出するのは、空間の余白です。また、色彩重視で配置するのであれば、グラデーションとなるように配置すると統一感を出すことができます。

3.照明の効果的な使い方

これまでの日本の住宅では、一部屋につき一つの照明というのが一般的でした。しかし、最近では「一室多灯」とする住宅が増えています。一室多灯の照明器具として選ばれることの多い、ペンダントライトや埋め込み式ライトは、ホテルライクなテイストを雰囲気を醸し出します。また、一室多灯のメリットとして、人のいる場所だけ照らすことができる省エネ使用が可能になる、影が薄くなるので、部屋の隅まで明るくなるといった点があげられます。一方で、電球の寿命にバラつきが生じるため、都度交換の手間がかかるというデメリットがあります。

家の内装をおしゃれにする時の失敗しないコツ

内装デザインのコツのイメージ画像

テイストが決まり、デザインのコツを掴んだら、失敗しないコツについても考えなければいけません。熱中するあまり、こだわり過ぎてしまうと、かえって野暮ったい印象になってしまいかねません。ファッションも内装も、バランスが大切です。ここでは、失敗しないための注意点について紹介します。

1.流行を過度に追いすぎない

流行は、常に変化するものと考えましょう。ベース部分や大きな家具に流行を取り入れてしまうよりも、建具やファブリックで、調整するとバランスが取りやすくなります。

2.色やパターンの使い過ぎに注意

雑然とした印象は、視覚に入る色彩の多さに影響を受けるものです。使用するメインカラーは3色までとし、アクセントの補色や柄・パターンを取り入れるのは、全体の2割程度がよいでしょう。

3.使い勝手や快適さも重視する

「おしゃれな内装を実現するためには、生活感のあるものをできるだけ見せないようにする。」という考え方があります。しかし、ティッシュペーパーやごみ箱などは、生活に欠かせないアイテムとなるため、なるべく使いやすい場所に置いておきたいですよね。最近では、多くの家具メーカーから、インテリアとして置いても違和感のないデザインのゴミ箱が数多く販売されています。お部屋のテイストにあったものを選んで、動線上に置いてみましょう。

4.照明にも気を配る

照明の色味として多いのが、昼白色、昼光色、電球色の3タイプです。昼白色は自然光に近く、昼光色は青白い色味となります。電球色は、オレンジ色に似た光となるため、レトロなデザインの照明器具に、よく採用されています。

在宅時間の中でも最も長い時間を占めるのが、夕方から夜間です。内装の印象を変えないよう、室内の照明も自然光に近い昼白色を選ぶのが一般的です。

5.サンプルや実物を確認する

リフォームやリノベーションで、壁や床を新しくする場合は、展示場にて実際の設置具合を確認しましょう。サンプル品を利用する方法もありますが、面積の広い場所に使用する素材である場合、面積効果という彩度の比例現象が起こります。暗いものはより暗く、明るいものはより明るく見えるということを覚えておきましょう。

6.予算や優先順位を明確にする

リフォームやリノベーションは、決して安い工事ではありません。そのため、自分の願望をすべて叶えることを優先するよりも、これだけは実現させたいという柱を決めて、予算を組む必要があります。

7.自分自身が心地よいと感じるデザインを選ぶ

単身でお住まいでない限り、内装工事を行う際には、デザインや色味などについて話し合っておくことが大切です。デザインに関する要望が出ない限りは、提案者の意見が通りやすいといえます。自身も含めた家族全員が、心地よいと感じるデザインを選びましょう。

まとめ

内装設計の様子

おしゃれな内装を実現するための下準備は大変ですが、ワクワクするものでもあります。楽しい、嬉しいといった気持ちで選んだ内装は、愛着が湧くものです。しかし、あまりにもこだわりが強すぎたり、逆に妥協しすぎたりすると、デザインに飽きやすくなるといわれています。 ファミリーグループは、一級建築士をはじめインテリアコーディネ―ターとして高いスキルを持った人材が在籍し理想のお家、お部屋作りのサポートをしております。
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