内装デザインを理想通りに実現!自分好みに仕上げるコツを紹介
新築住宅や、リフォーム、リノベーションする際に一番ワクワクすることは?と言えば、「内装デザイン」ですよね。
家を暮らしやすく、かつ魅力的に彩ること、理想を体現する空間を創造すること、スタイリッシュな環境を求めること、これらは理想の住まいにするための当然の願いです。
「おしゃれ」という概念は主観的で、その定義は人それぞれに異なるため、理想とするイメージもそれぞれです。さらに、数えきれないほどのおしゃれな内装の情報があふれているため、どれが自分の理想の内装デザインかわからなくなっている方も多いのです。
この記事では、自分好みの内装デザインを知り、「自分好み」に仕上げるかコツをご紹介します。
目次
自分好みの内装デザインのテイストを知る方法
確固たる理想がないと内装デザインはうまくいかないか、と言うとそうではありません。
暮らしていく上で大切なことや、好きな雰囲気、こういった「テイスト」を知ることで自分が落ち着く内装デザインにつながります。
住宅を購入、リフォームやリノベーションを開始する前に、まずは自分が好きなテイストを知るためにどういったことをした方がよいかご紹介します。
1. デザイン事例を探す
インテリアや内装に関する雑誌、ウェブサイト、SNSを参照することで、自身の好みを明確にすることができます。多くの事例を見ることで、好みのデザインを明確にすることが可能となります。
2. インテリアショップをなどへ実際に訪問
実物の素材や色合いを確認することで、イメージに合ったものが実際に存在するかどうか、そして自分たちの好みを把握する。
3. 思いついたアイデアを書き出してみる
好みを正確に理解するために、探し出した実際に良かったものを箇条書きでまとめます。この段階では気にせず、気に入ったものをリストアップしていきましょう。
4. サンプル、見本の確認
生活に直接関わる家具や壁紙、床材などは、実際のサンプルを手に取り確認します。
5. 生活スタイルの確認
家族構成、職業、生活時間帯、家族の変動など将来にわたっての家族の生活スタイルを考慮して計画を進めてください。
6. 専門家へ意見を聞く
イメージを確立し、実物を確認しても迷いがある場合は、インテリアデザイナーや施工業者などプロの意見を参考にしましょう。
おしゃれな内装デザインに仕上げるためのコツ
内装デザインにおいて、機能性だけを追求すれば生活感が失われます。一方で、デザインの美しさだけに重きを置いた空間は落ち着きを欠くことがあります。このバランスは緻密さを要求され、正解もないためとても難しいものです。
しかし、住まいが追求すべき「おしゃれ」は、単に視覚的な美しさだけではないのも事実です。
本当におしゃれな空間とは、心地よく、安らげる場所であり、快適に過ごせることが最も重要です。
ここからは、おしゃれな内装デザインに仕上げるコツをご紹介します。
『コツ1:配色』
アンバランスな色がある室内は気持ちが落ち着かず、居住空間には向いていません。
安心できる空間として統一感のある配色は、おしゃれな内装デザインに必須です。
配色ポイント | 内容 |
「7:2.5:0.5」の法則 | 調和しやすい室内にするために配色の配分が重要 ベースカラー(室内イメージの方向性)7割、メインカラー(ソファーやカーテン、ラグなど)2.5割、アクセントカラー(クッションやライトなど)0.5割がおすすめです |
明るい色で開放感を演出 | 膨張色である明るい色を使うと軽く開放的に見える |
家具と建具は床と同色系に | 床板の色と合わせると統一感だけでなく、開放感と広見えが可能となる 逆に床よりも濃い色にすると高級感と重厚感がでる |
色の基本的な組み合わせ | 類似色の他に同系色や同一トーンなどで組み合わせると失敗のない色の組み合わせになる |
『コツ2:素材・質感』
リビングは家の中でもっとも広い空間です。そしてリビングの床には自然と視線が集まります。リビングは家族が長い時間を過ごす場所でもあるため、床の素材や質感へコストをかけることもよいでしょう。素材と張り方によって、落ち着いた雰囲気とともに、高級感が生まれます。
また、空間のアクセントとなる、スイッチや取手などのインテリアパーツは気に入った素材を取り入れるとこだわり感が生まれます。
『コツ3:照明』
家庭でよく使われるシーリングライトは、明るくなり過ぎてしまうので、リビングなどはダウンライトや間接照明がおすすめです。
メリハリが利いた照明は、落ち着いた雰囲気と広々とした空間の演出、高級感も生み出してくれます。
『コツ4:間取り』
空間が壁で区切られ、家具や建具が無秩序に並べられていると、閉塞感が漂い、洗練されたおしゃれな印象とは言い難い雰囲気になってしまいます。壁や建具を可能な限り取り払って、奥行きが一望できるようにすると、開放感のある雰囲気を作り出すことができます。
壁や天井の凹凸や建具の高さをそろえるなども、奥行きのある空間にするためのひと工夫です。
機能性を重視した内装デザインのコツ
「おしゃれにしたい」と好みの内装デザインにした場合、使い勝手の良さである「機能性」が欠如していると暮らしにくい住宅となります。
機能性を持たせる場合の内装デザインのコツも確認していきましょう。
機能性ポイント | 内容 |
生活動線 | 玄関から各部屋・リビングの動線の他に、水回りを含む家事動線の配置を取り入れる |
収納スペース | 開放感のために収納力がない住宅にならないように注意 |
素材選び | あくまでも居住スペースのため、断熱性・耐震性などの機能とともに、耐久性やメンテナンスのしやすさなども考慮した素材選びを心がける |
家具選び | 必要な家具、気に入った家具という観点だけで選ばす、内装デザインと一体になるように同時進行で選ぶようにする |
照明 | 落ち着いた照明と明るく照らす必要がある場所では明るさを調整できる照明を選ぶ |
リフォームを行う際の内装デザインの考え方
これまでに見てきた通り、内装デザインは「好み」であっても問題ありません。
リフォームを行う際には以下の点に留意して計画を進めましょう。
・現在の内装の問題点や不満を明確にする
・現在と将来の家族構成や仕事や趣味を含めた生活スタイルを視野に入れて計画する
・間取り、照明、収納、家具やコンセントの配置などの機能性を考慮する
・普遍的なデザインの良さと流行や個性的なデザインとのバランスを検討する
・イメージや好み、やりたいことを具現化するためには、プロの意見を活用する
このように、内装デザインはご自身や家族の「好み」を優先しつつ、生活に寄り添った機能と快適性とのバランスを考慮して決定しましょう。
まとめ
自分好みを見つけること、おしゃれな内装デザインを探すことなど、リフォームで内装デザインを計画する過程には「発見」する楽しさもあります。
一方で、知れば知るほどどれが正解かわからない…というお悩みもよく聞きます。 ファミリーグループでは、過去の事例をご覧いただきながら、一緒にお客様の好みの雰囲気やテイストを見つけていきます。専門の担当者が丁寧なヒアリングを行い、プロの視点で理想の実現に向けたプランをご提案しております。
内装のリフォームにお悩みの際は、ぜひファミリーグループへご相談ください。