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リノベーション会社選びで失敗したくない!選び方、どうすれば間違えない?

会社選び

リノベーション会社選び

一口に「リノベーション」と言っても、実はさまざまなタイプがあることをご存知でしょうか?そうしたタイプの違いなどからリノベーション会社の選び方を間違えると、「期待と異なる住まい」になってしまう恐れもあります。工事にはかなりの費用がかかるため、失敗はしたくありませんよね。

とはいえ、施工業者を探そうといろんなWebサイトをチェックしてみたものの、「違いがよくわからない……」と思った方も多いかもしれません。この記事ではリノベーション会社を大きく3つに分類し、それぞれの得意分野や費用感、理想のリノベーションを実現するポイントを解説します。あなたの理想を叶えてくれるリノベーション会社を見つけましょう。

希望に合ったリノベーション会社のタイプとは?

リノベーションを依頼するにあたってまず知っておくべきなのは、「リノベーション会社の種類」です。それぞれ、得意としている分野や施工範囲が異なる場合もあります。また、リノベーションには新築を建てる時とは異なる技術や経験が求められるケースもあるため、住まいの状態や状況に合わせた会社選びが必要です。

リノベーションをする際にもっとも大切なのは「希望するリノベーション工事を実現できるかどうか」。希望通りのリノベーションを成功させるためにも、それぞれの会社の特徴を見極めたうえで施工を依頼する会社を選んでいきましょう。

知って安心!リノベーション会社の3つのタイプ

リノベーション会社には、大きく分けて3つのタイプが存在します。リノベーションを検討する際は、自身の希望に最も合致するタイプの会社を選ぶことがリノベーション成功へのファーストステップになるでしょう。

その1:リノベーション済み物件を販売する会社

中古の戸建て住宅やマンションを購入し、独自にリノベーションを行って物件を販売している会社のことです。こうした会社が販売する物件は新築より手頃な価格で購入できるうえ、設備や内装は新築並みにきれいな状態ですぐに入居ができるメリットがあります。自身で間取りや内装のプランを考える手間が省け、物件の購入とリノベーションのローンを別々に組む必要がないので手続きも楽になります。

その2:ワンストップリノベーションの会社

物件の購入からリノベーションデザインの相談、実際の施工、アフターサポートまですべて対応している会社です。同じ窓口(担当者)に相談・確認できるので安心感が強く、複数の業者が入るケースよりスムーズに理想の住まいを完成させることが可能。「中古物件を探すところからプロの力を借りたい」という方に適しています。

ワンストップリノベーションの会社を利用する場合は、初めに施工業者とともに中古物件を探し、気に入った物件の購入後にリノベーションの相談をする流れが一般的です。

その3:リノベーションだけに対応する会社

すでに持ち家がある場合や自身で理想の物件を探せる場合は、リノベーションのみを請け負う会社が適しているでしょう。「内装や間取りは基本的にすべて自分で考えたいけど、施工はプロに任せる」という場合は、こちらの選択肢になります。ただし、「自分で物件を探せる」という場合も、アスベストや建物自体の管理状態を目利きするのは非常に難しいもの。不安がある場合は、経験豊富なプロの力を借りたほうがいいかもしれません。

必見!リノベーションの相場を比較検討

新築よりも安く、思い通りの間取りやデザインを実現できるリノベーション。検討するにあたっては、「料金はどのくらい?」「予算内で理想通りの住まいは実現できるの?」など、費用面が気になる方も多いでしょう。以下ではリノベーションにかかる費用の目安に関して、事例を提示しながら解説します。

リノベーション費用を左右するポイント

リフォームは、古くなった住まいの内装や設備を新築時と同レベルの状態まで戻すこと。一方のリノベーションは、「それまでにはなかった新たな機能や価値を付加する工事」を指します。リフォームに比べて、リノベーションのほうが工事の内容が大がかりになるケースがほとんどです。

リノベーションにかかる費用の平均は、1㎡あたり10~15万円が一般的。例えば、50㎡の広さであれば、500~750万円くらいが目安となります。とはいえ、住居が小さい場合は1㎡あたりの費用は上がってしまいます。なぜなら、どんな住居であっても水回りの設備(トイレ・バス・キッチンなど)は不可欠で、その水回りの設備がその他住宅設備よりも高額だからです。

また、天井、壁、床などの素材もこだわればこだわるほど費用は上がっていきます。グレードが上がればその分1㎡あたりの単価が高くなるためです。例えば、床面積50㎡の物件で1㎡あたり5,000円の床材と1㎡あたり20,000円の床材では、25万円と100万円で75万円の差になります。

水回りの設備と、面積が広い天井・壁・床の素材。これらがリノベーション費用を大きく左右するポイントとなります。リノベーション費用と予算のバランスをとる際は、この点に気をつけましょう。

ファミリー工房のリノベーション事例

以下では、実際に私たちファミリー工房が請け負ったリノベーション事例をご紹介します。

ファミリー工房には10,000件以上のリフォーム・リノベーション実績があり、多様なご要望にお応えするなかで経験を積み重ねてきました。リノベーションは個人の要望を色濃く反映するためサービス範囲もさまざまで、費用は固定化しておりません。

マンションのリノベーション事例

戸建てのリノベーション事例

リノベーションの予算内で理想を実現する3つのポイント

予算に上限がなければ何事も思い通りにできるでしょうが、現実的には予算とバランスを考えてプランニングをする必要があります。さまざまな希望や要望がある中、予算内で理想の住まいを実現するためのポイントをご紹介します。

その1:明確なプラン設計

リノベーション費用は、「どんな住まいをつくりたいか」によって決まります。キッチンの設備、水回りの配置、壁の材質や床の材質など、理想の形は千差万別。まずは「自分の理想を実現する場合は費用がいくらかかるのか?」を知ることが先決です。

そのためにはまず、「最大限の理想のプラン」のイメージを施工業者に余すことなく伝え、見積もりを取りましょう。伝えることを書き出し、まとめたリストを提示すれば、施工業者にも差異なく理想のイメージを共有できます。

その2:優先順位を付ける

施工業者と相談する中で、自身が絶対に取り入れたい項目と必ずしもそうでない(優先順位が低い)項目を決めましょう。冷静に一つひとつの項目を精査し、絶対に譲れない項目を残していくことで後悔や失敗がなくなります。

優先順位をはっきりさせないまま予算だけをみて諦めてしまうと、「やっぱりお風呂はもっと広くしたかった……」といった思いが湧いてきてしまう可能性もあります。予算と優先順位を「明確に天秤にかけられる状態」にしておくことで、満足度の高いリノベーションが実現します。

その3:施工業者に予算を伝える

初めて打ち合わせをする際、リノベーションでやりたいことリストと予算を明確に伝えておくことで、施工業者の担当もプランを提示しやすくなります。設備や内装のグレードや素材次第で、リノベーションの費用は大きく変わります。予算がはっきりしているなら、2つ以上のメーカーを比較し、「品質は同程度でも安く仕入れられる会社」を提案できることがあります。

リノベーションは数百万円から数千万円単位の支出になります。最低でも2社以上から相見積もりを取る方も多いでしょう。その際にも、「予算」と「やりたいことリスト」を明確に伝えることで各社のプランや提案を比較しやすくなります。打ち合わせの流れも非常にスムーズになるでしょう。

戸建てとマンションではリノベーション費用が2倍違う?

戸建て住宅とマンションでは、リノベーションのコストに大きな違いが生じます。一概には言えませんが、戸建てのリノベーションはマンションの約2倍の費用がかかると考えておきましょう。50㎡のマンションでリノベーション費用が600万円かかるとするなら、同じ広さの戸建てでは1,200万円程度の費用になる計算です。

中古マンションの場合、マンションの外観や共用部にあたる部分は管理規約により工事できないことになっています。その一方で、戸建て物件の場合は内装だけではなく外装のリノベーションも行える場合が大半です。

現在暮らしている住居やリノベーション前提で購入した中古物件が木造で、かつ2000年以前に建てられたものである場合は、最新の建築基準法に合わせて耐震補強を検討する必要もあるでしょう。これも、マンションのリノベーションではかからない費用です。このような理由で、マンションよりも戸建てのリノベーションのほうが費用は高くなる傾向にあります。

自分の希望に合ったリノベーション会社の探し方

室内

これまでお伝えしてきたポイントを押さえながら、リノベーション会社を探してみましょう。インターネットで検索する方法が主流となっていますが、実は“アナログな方法”でも理想の施工業者を探すことはできます。

その1:知人からの紹介

周りに最近リノベーションをしたご家族がいらっしゃれば、お話を聞いてみるとよいでしょう。これから経験することに対して、すでに経験済みの方が持っている知恵が役に立つことは間違いありません。

「どうやって施工業者を見つけたのか?」「決め手はどんなポイントだったのか?」「アフターサポートはどうだったか?」「仕上がりや過程に満足しているか?」「費用はどれくらいかかったか?」。これらを確認することで、知らない情報を得られる可能性は高いでしょう。

その2:Webサイト検索

検索エンジンを使って「戸建て リノベーション」「マンション リノベーション」などと検索すれば、数え切れないほどのページが出てきます。その中で上位に掲載されている10~20社のWebサイトに目を通してみましょう。その際、確認すべきポイントは施工事例ではありません。「会社のコンセプト」「大事にしている価値観」といった“思い”の部分です。共感できるポイントが多ければ多いほど、施工業者との相性はいいと言えるでしょう。

例えば、徹底的にコストを下げて安さを追求する業者なのか、とことんお客様と納得のいくまで打ち合わせを重ねて妥協のない工事を行う業者なのか。同じリノベーションでも取り組む姿勢はまったく違います。事例を確認するのは、価値観がマッチした後で問題ないでしょう。

その3:見学会やセミナーへ参加する

気になった業者をある程度絞り込めた段階で、各施工業者が開催する見学会やセミナーへ参加するのもよいでしょう。実際に施工業者の担当者に質問をしたり、サイトで書かれている内容と実態に相違ないか確認したりすることもできます。

リノベーションというのは、数ヶ月から年単位の工事、アフターサポートも含めた長いお付き合いになります。施工業者が理想的な住まいを実現してくれるのは大前提として、その後のお付き合いでもストレスのない関係性を築けそうかどうかが、重要なポイントになるでしょう。

まとめ

今回はリノベーション会社の3つのタイプや、マンション・戸建てによって変わる費用感、理想のリノベーションを予算内で行うためのポイント、施工業者の探し方について解説しました。新築ほどではないにせよ、住まいのリノベーションは非常に大きな買い物。最低でも数百万から数千万円という費用になるからこそ、絶対に失敗はしたくないですよね。

ファミリー工房は創業から17年以上にわたり、10,000件以上の施工実績を積み重ねてきました。東京23区を中心にあらゆる住まいのリフォーム・リノベーションを行い、お見積もり、ご契約から工事、完成後のアフターサポートまでワンストップで対応しています。定期的にセミナーを開催し、リノベーション物件のご紹介も行っておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。


マンションと戸建てのリノベーション事例を見せ、費用感のイメージを持ってもらい、検討の背中を押せたらと考えております。事例詳細ページへ飛ばす想定です。リンク先の指示をお願いいたします(テキストはそこのページのものをリライトして掲載いたします)