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【台東区の子育て支援】3人以上の子どもを持つ家庭への支援プランが充実

台東区は、上野、浅草、谷中など、東京の有名な観光スポットが集まる町です。上野周辺は文化や芸術と関係が深い博物館や美術館が多く、浅草周辺では浅草寺や三社祭り、谷中周辺は古き良き下町の風情を感じる商店街など、それぞれの特色があり楽しめるエリアです。そんな台東区で受けられる子育て支援や補助金の制度などについて詳しくお伝えします。

台東区の子育て支援や生活環境の情報

■台東区の基本情報

面積・人口

東京都の北東部に位置する台東区は、東京で最も古い町のひとつで、面積10.11平方キロメートルと23区で一番小さな区です。スカイツリーや浅草寺、上野動物園といった観光地のイメージを持つ方が多いかもしれません。台東区で生活している世帯数は、135,797世帯、また人口は 214,657人です。(令和6年6月1日現在)

交通機関

区内には地方からの玄関口として、東北・上越・山形・秋田・北陸新幹線をはじめ、東北本線、JR常磐線・宇都宮線・高崎線が乗り入れています。また、JR山手線・総武線のほかに、東京メトロ銀座線・日比谷線・千代田線、都営浅草線・大江戸線が停車し、都内の移動もとても便利です。

■台東区の子育て環境

台東区には都立上野恩賜公園と、50の区立公園と26の区立児童遊園などがあります。充実した遊具がそろう入谷南公園は、オリジナルのすべり台やジャングルジム、広場などがあり、子どもたちが思い切り身体を動かせます。買い物のついでなどに立ち寄りやすい立地なことでも人気です。

また、全国から観光客が集まる恩賜上野動物園をはじめ、東京国立博物館や上野の森美術館、国立科学博物館など、文化や芸術に触れることができる数多くのスポットが集中しています。浅草三社祭りや隅田川花火大会など、大人も子どもも楽しめるイベントも多いです。

■台東区の幼稚園・保育園は?

台東区内の幼稚園や保育園の数は下記の通りです。

 公立私立
幼稚園10園7園
認定こども園3園2園
保育園11園37園

*その他、小規模保育事業施設13園、事業所内保育事業施設2園、家庭的保育事業4園、認証保育所7園

台東区は、一時預かりや病後児保育室など、緊急時に子どもを預けられる保育環境を整備しています。

参照情報:
台東区公式サイト 保育施設
台東区公式サイト 幼稚園/認定こども園

■台東区の学校は?

台東区の教育施設の数は下記の通りです。

 公立私立
小学校19校0校
中学校8校1校
高等学校6校2校
大学1校1校

台東区の小・中学校は、子どもの生きる力を育み、一人ひとりの個性を生かした教育の実現に向けて、開かれた教育環境の整備に積極的に取り組んでいます。

しかし、少子化の影響による生徒・児童数の減少に伴い、適性規模適正配置を検討し、2010年より段階的に小・中学校の統廃合が実施されてきました。統合後は、「基礎学力の形成」「国際化・情報化に対応する教育」「地域の文化や産業を生かした教育」など、特色ある学校づくりを推進しています。

また、台東区独自の総合学力調査を小学校4・5・6年生の児童と中学1・2・3年生の生徒を対象に行っています。学習指導上の問題点や改善点を明らかにする目的で、児童・生徒の学力の実態を把握し、教育現場での課題解決に向けて取り組んでいます。

参照情報:
台東区公式サイト 小・中学校
台東区公式サイト その他教育関連施設

■台東区の子育て支援制度

1.ゆりかご・たいとう面接

台東区では、安心して出産を迎えることができるよう、全ての妊婦を対象に、浅草保健相談センターと台東保健所保健サービス課の2カ所で、保健師等との面接を行っています。面接終了後には、「妊娠出産応援プラン」と「育児パッケージ(1万円分)」が郵送されます。

・ゆりかご・たいとう面接

2.こんにちは赤ちゃん訪問

赤ちゃんが生まれたすべてのご家庭を保健師または助産師が訪問して、赤ちゃんの体重測定や育児相談、子育てサービスの紹介などを行っています。区内在住の生後4か月を迎えるまでの赤ちゃんがいるご家庭が対象です。

・こんにちは赤ちゃん訪問

3.出産・子育て応援事業(経済的支援)

「ゆりかご・たいとう面接」を受けた方に「出産応援ギフト」(妊婦1人あたり、5万円相当のWebカタログギフト)、産後の「こんにちは赤ちゃん訪問」を受けた方に「子育て応援ギフト」(子1人あたり、10万円相当のWebカタログギフト)が給付されます。

・出産・子育て応援ギフトのご案内

4.にぎやか家庭応援プラン

台東区では、第3子以降の出産に対し「出生祝品」として、こども商品券1,000円券×10枚、図書カード5,000円×2枚、クオカード10,000円×1枚を組み合わせて3セット選ぶことができます。

「小・中学校入学祝品」もそれぞれ支給しています。祝品は、こども商品券1,000円券×10枚、図書カード5,000円×2枚、クオカード10,000円×1枚を組み合わせて3セットから選ぶことが可能です。

なお、受け取りは、22歳までのお子さんを養育している台東区内在住の保護者が対象となります。

・にぎやか家庭応援プラン

5.産前・産後支援ヘルパー「あったかハンド」

産前・産後の家事育児の負担を軽減する目的で、支援を必要とする家庭に、ヘルパーを派遣しています。1ヵ月以内に出産予定の女性がいる家庭と、生後1年の前日までの乳児がいる家庭が対象となります。1時間1人あたり300円で、1日4時間を限度とします。期間を通じて最大60時間の利用が可能です。食事の支度や洗濯、掃除、買い出し、健診等の付添い、赤ちゃんのお世話、兄姉のお世話などを頼むことができます。

・産前・産後支援ヘルパー

6.子ども医療費の助成制度

台東区では、0歳から高校生等相当年齢が医療費の助成対象になっています。また、身体に障害を有する自立支援医療(育成医療)を必要とする18歳未満の児童への助成制度も利用できます。

・乳幼児と義務教育就学児の医療費助成(マル乳・マル子医療証)
・自立支援医療(育成医療)

7.私立幼稚園補助金

区内在住の満3歳児から私立幼稚園等(区外園含む)へ入園する場合、下記のような補助が行われます。

・入園料等補助金:幼児1人につき100,000円が支給されます。

・幼稚園利用料:給付上限25,700円(月額)

・保護者負担軽減費補助金:所得税納付額区分とお子さんの人数によって、補助金が設定(最大で第3子以降で9,900円が支給)

・預かり保育・認可外保育施設等の利用料等に対する補助金:月額上限11,300円

・給食費補助:月額上限4,700円

・入園料等補助金
・幼稚園補助金

8.就学援助

経済的な理由で義務教育の就学が困難な台東区在住の国公立小・中学校に通っている児童・生徒に対し、学用品費、給食費、学校行事費、通学服及び運動衣費、クラブ活動費、入学準備金、修学旅行費、校外活動費などを援助する制度です。

・就学援助

9.学校給食の無償化

令和5年1月から、区立小中学校の給食費の無償化が実施されました。

・区立小中学校給食への支援について

10.こどもクラブ(学童保育所)と放課後子供教室

台東区では、児童が放課後に安全で楽しく過ごせるよう、小学校の施設を活用して「こどもクラブ」と「放課後子供教室」が利用できます。実施校の児童ならば誰でも利用できる「放課後子供教室」と、保護者と児童の状況で申し込みができ、支援員が在中する学童保育所「こどもクラブ」があり、ご家庭の事情に合わせて選択が可能です。「放課後子供教室」は、利用料なし、保険料800円/年(おやつはありません)。「こどもクラブ」は、利用料4,000円/月、おやつ代2,000円/月。

・こどもクラブ(学童保育所)と放課後子供教室

まとめ

3人以上の子どもを持つ家庭への支援プランが充実している台東区。東京の有名スポットが集中し、文化や芸術など本物に触れられる場所が多い一方で、下町の風情が残り近隣との絆が強い町です。子育てサポート制度が充実しているのも、暮らしやすいポイントですね。

監修者
吉澤 理都
株式会社ファミリーDesign

Chief

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