子育て世帯への住宅助成や手厚い学習支援がうれしい!北区の子育て支援

【参照情報】
http://www.city.kita.tokyo.jp/koho/kuse/gaiyo/kitaku/documents/kitacityguide2019.pdf
2024年に刷新される1万円札の新たな顔「渋沢栄一氏」が後年に住まいを構えた北区。重要文化財に指定されている建築物や江戸時代から続く桜の名所など、古き良きものが数多く残された地域です。そんな北区の学校や子育てに関する支援・補助金などの情報について詳しくお伝えしていきたいと思います。
目次
北区の基本情報
【参照情報】
http://www.city.kita.tokyo.jp/saihakken/access/index_1.html
http://www.city.kita.tokyo.jp/koseki/kuse/toke/setai/index.html
http://www.city.kita.tokyo.jp/yoran/chise.html
北区は23区の北部に位置しており、面積20.61平方キロメートル。荒川や石神井川などの4つの河川に恵まれており、自然が豊かな街です。赤羽エリア、王寺エリア、滝野川エリア、それぞれの街の雰囲気に特徴があります。区の世帯数は198,883世帯、総人口353,130人です。(令和2年12月1日現在)
JR山手線・京浜東北線・埼京線、東京メトロ南北線、都営三田線、都電荒川線が乗り入れています。JRの駅が都内最多11駅もあることから都心へのアクセスが良く、交通利便性の高さが光ります。また、昔ながらの路面電車(荒川線)が走る風景を見ることができます。
北区の子育て環境
【参照情報】
https://www.city.kita.tokyo.jp/d-douro/jutaku/koen/annai.html
https://www.city.kita.tokyo.jp/d-douro/bunka/koenichiran/shimizuzaka.html
http://www.city.kita.tokyo.jp/saihakken/access/index_1.html
北区には都立公園が2園、区立公園・緑地が83園、児童遊園が98園あります。江戸幕府の第8代将軍徳川吉宗が桜を植えたことで有名な「飛鳥山公園」、日本の都市公園100選に選ばれている「音無親水公園」、魚釣りができる「浮間つり堀公園」、スピード感あふれるローラー滑り台や自然観察園を併設している「清水坂公園」など、家族で楽しめる公園がたくさんです。
また、昔ながらの路面電車が走っているほか、JR東日本の尾久車両センター、東京新幹線車両センターなど、鉄道が楽しめる場所がたくさんあります。安全に鉄道を見たり撮影したりすることができるスポットを紹介した「鉄道Viewポイント」、親子で散歩しながら電車を楽しむための「親子おさんぽマップ」など、鉄道にスポットを当てたマップを区が作成して配布しているほど。鉄道好きなお子さんにはたまらないエリアかもしれませんね。
北区の幼稚園・保育園は?
【参照情報】
http://www.city.kita.tokyo.jp/k-hoiku/kosodate/hoikuen/hoikuen/ninka/index.html
北区内の幼稚園や保育園の数は下記の通りです。
公立 | 私立 | |
幼稚園 | 4園 | 23園 |
認定こども園 | 1園 | 1園 |
保育園 | 43園 | 49園 |
*その他、認証保育所3園、家庭福祉員(保育ママ)5名、小規模保育事業所19園、事業所内保育2園
待機児童を解消すべく、認可保育所や小規模保育事業所等の新設や定員拡大を行っています。前年度比で定員を328名拡大した結果、平成31年4月に119名だった待機児童数が令和2年4月現在で79名まで減少しています。
北区の学校は?
【参照情報】
http://www.city.kita.tokyo.jp/gakkoshien/kosodate/shogakko/gakkojoho/kuritsu/index.html
http://www.city.kita.tokyo.jp/gakkoshien/kosodate/shogakko/gakkojoho/kuritsu-02/index.html
https://www.shigaku-tokyo.or.jp/school/syoumain.html#kita
https://www.shigaku-tokyo.or.jp/school/cyumain.html#kita
https://www.shigaku-tokyo.or.jp/school/koumain.html#kita
https://www.gakkou.net/kou/src/?srcmode=pref&p=13&ct=131172&s=2
https://www.gakkou.net/daigaku/chiiki/src/?ct=131172
http://www.city.kita.tokyo.jp/k-seisaku/kosodate/kyoiku/koso/index.html
北区の教育施設の数は下記の通りです。
公立 | 私立 | |
小学校 | 35校 | 2校 |
中学校 | 12校 | 10校 |
高等学校 | 4校 | 12校 |
大学 | 0校 | 3校 |
北区は通学区域の重なる幼稚園・小学校・中学校によって近隣複数校園のネットワークを作っています。小中一貫や幼保小連携などの基盤となる北区独自の教育システムで、12のサブファミリーごとに授業交流や教員研修の合同実施、生徒・児童の学校行事の交流などを行っています。
また「学力パワーアップ事業」として小中学校に非常勤講師を配置し、基礎学力の向上を図るためきめ細やかな指導を行っています。また、長期休業を活用した中学生の学習支援教室「本気でチャレンジ教室」や家庭学習支援の個別指導を行う「家庭学習アドバイザー」、小学校3、4年生を対象に行われている補習教室「学力フォローアップ教室」など、学習サポートが充実しています。
北区の子育て支援制度
1.はぴママたまご面接
区内の妊婦全員を対象とし、さまざまな不安を軽減したうえで安心して出産をしてもらうためにはぴママ相談員や担当地区の保健師などの専門職員が面接絵を実施しています。出産前までに面接を終えた方には、出産準備品などが選べる「はぴママグッズ」を後日送付。
はぴママたまご面接
http://www.city.kita.tokyo.jp/k-suishin/kosodate/ninshin/happymama.html
2.安心ママパパヘルパー
産前産後の不安を軽減できるよう、ヘルパーが家庭を訪問して家事支援や育児支援の補助を行ってくれます。出産予定日の1ヶ月前からお子さんが生後6ヶ月まで利用可。ベビーシッター1回、産後ドゥーラ1回は無料で利用できます。※2回目以降は有料で1時間1,000円
安心ママパパヘルパー事業
http://www.city.kita.tokyo.jp/koka/kosodate/nayami/anshinmama.html
3.子ども医療費助成
乳児および小・中学生(15歳に達した最初の3月31日まで)が対象。保護者の年収制限はなく、保険診療の自己負担分が全額助成されます。なお、北区では入院医療費に限り、高校生等(18歳に達した日以降の最初の3月31日まで)も医療費助成の対象です。
子ども医療費助成制度
http://www.city.kita.tokyo.jp/kosodate/teate/kodomo/index.html
4. 私立幼稚園等の補助金
区内在住で私立幼稚園へ入園する場合、下記のような補助が行われます。
・入園祝金:1園児1回限り8万円を上限
・施設等利用料、保護者負担軽減補助金:世帯の所得状況によって補助額が異なる
※平成27年4月から始まった「子ども・子育て支援新制度」に移行した幼稚園は対象外
※私立幼稚園等に実際に納入した保育料を限度として交付
・預かり保育料:月額上限11,300円
私立幼稚園等の補助金
http://www.city.kita.tokyo.jp/k-ouen/kosodate/hoikuen/yochien/shiritsu/20180607.html
私立幼稚園等の補助金(預かり保育料)
http://www.city.kita.tokyo.jp/k-ouen/kosodate/hoikuen/yochien/shiritsu/hojo2.html
5. 就学援助
就学援助は北区在住の小・中学校に通っている児童・生徒に対し、学校給食費、校外活動費、修学旅行費や学用品等、体育実技用具費、新入学児童生徒学用品等購入の支払いの一部を援助する制度です。※私立小・中学校に在籍している方は対象外
就学援助
http://www.city.kita.tokyo.jp/gakkoshien/kosodate/shogakko/enjo.html
6. 多子世帯の学校給食費補助
北区に住所を有し、北区立の小・中学校に在籍している第2子以降の児童・生徒に対し学校給食費の補助があります。(第2子半額、第3子全額を補助)
多子世帯の学校給食費補助制度
http://www.city.kita.tokyo.jp/gakkoshien/hokenkyushoku/kyushokuhihojyo.html
7.検定料補助事業
北区立小・中学校に通う児童・生徒に対し、実用英語技能検定、日本漢字能力検定、実用数学技能検定などの各種検定料を全額補助しています。
検定料補助事業
http://www.city.kita.tokyo.jp/k-shidou/eiken/eiken.html
8.住宅助成
【親元近居助成】
親が北区に10年以上住んでいて子世帯が北区内に住宅を取得した場合、かかった費用の一部を助成してくれます。住宅の取得に関わる建物および土地に関する登記に要した費用が対象で、1住宅あたり1回に限り上限20万円まで助成が受けられます。※扶養する子供の年齢など条件あり
親元近居助成
http://www.city.kita.tokyo.jp/jutaku/jutaku/jutaku/jutaku/shien/oyamoto-kosodate.html
【ファミリー世帯転居費用助成】
北区に1年以上居住している18歳未満の子供を2人以上扶養・同居している世帯が、区内の民間賃貸住宅から最低居住面積水準以上かつ転居前より広い区内の民間賃貸住宅に転居した場合に、礼金と仲介手数料の合算額を上限30万円まで助成してくれます。
ファミリー世帯転居費用助成
http://www.city.kita.tokyo.jp/jutaku/jutaku/jutaku/jutaku/shien/tenkyo-kosodate.html
【三世代住宅建設助成】
バリアフリー等の規定の要件を満たした三世代住宅を新築した場合、建設時の負担軽減のため50万円の助成が受けられます。(義務教育修了前の子供が2人以上いる場合は60万円)
三世代住宅建設助成(新築)http://www.city.kita.tokyo.jp/jutaku/jutaku/jutaku/jutaku/shien/3sedai.html
まとめ
都心からのアクセスが良いため通勤や通学などに利便性が高い北区は、「住みたいまち」「子育てしやすいまち」として子育て世帯へのサポートに尽力しています。高校生まで対象の医療費補助や住宅助成などの金銭的な支援はもちろん、公立小学校や中学校に対する学習支援や各種検定料の補助など、教育に関してしっかりと支援体制が整っているのもうれしいポイントかもしれません。