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小上がり畳の活用法は?使いやすい小上がり畳にするポイントと注意点をご紹介!

小上がり畳の活用法は? 使いやすい小上がり畳にするポイントと注意点をご紹介!

リビングなどの室内の一角につくられた「小上がり畳」のスペース。
フロアから一段高くなっている小上がり畳の空間は、マルチに活用できるだけでなく、間取りを立体化させて豊かな表情を魅せてくれます。

この記事では、そんな誰もが一度は憧れる「小上がり畳」について、どのように活用できるのか具体的な用途についてご紹介いたします。

また、小上がり畳をご自身のお住まいに取り入れたい方に是非知っておいていただきたい、小上がり畳のメリット・デメリット、そして効果的な設置方法についても解説いたしますので、ぜひ参考にしてみてください。

「小上がり畳」とは? 

「小上がり畳」とは、室内に設けられた一段高くなった畳敷きのスペースを指します。
小上がり畳はリビングへ設置するのが一般的ですが、ダイニング、寝室など、それぞれの用途に合わせて設置することで、生活空間を豊かにしてくれるものとして、その価値に注目が集まっています。

小上がりには、畳でなく床張りにするケースもありますが、畳敷きにすることで幅広い用途が実現します。

畳敷きのスペースが欲しいけど和室を作るほどの広さがない、という人の需要にも小上がり畳がマッチするほか、インテリアに違和感なく溶け込みながら緩やかにゾーニングができることから、間取りに拘りを持つ人のなかでニーズが広がっています。

小上がり畳の用途 

小上がり畳のコーナーは、幅広い用途に対応できるとして、多様な家族構成において人気があります。

・くつろぎスペースとして
 小上がり畳にクッションを並べれば、途端にくつろぎスペースとなります。ちょっとゴロンと横になりたい時に、小上がり畳なら思いっきり手足を伸ばしてリラックスできます。
リラックスしながら、ストレッチをしたり脚を伸ばしてマッサージをしたりも楽にできるでしょう。

・子どものお昼寝スペースとして
クッション性のある畳敷きの小上がりなら、子どものお昼寝スペースとしても最適です。洋服のままベッドで寝るのに抵抗のある方でも、小上がり畳の添い寝なら気兼ねなくできるでしょう。

・家事スペースとして
家事には座って行うと楽にできることが多いものです。洗濯物を畳む、アイロン掛けをする、掛け布団にカバーをかける、裁縫をするなど、小上がり畳ならスムーズに行うことができるでしょう。

・キッズコーナーとして
玩具を落としても音が気にならない畳は、子どもの遊び場としても活躍します。
リビングの一角の小上がり畳スペースをキッズコーナーにすることで、おもちゃを広げていいエリアの線引きができ、また、家事をしながら子どもを見守ることもしやすいでしょう。

・赤ちゃんスペースとして
小上がり畳スペースは、おむつ替えやお風呂上がりの着替え、お昼寝やハイハイの練習など、赤ちゃんスペースとしても活躍します。
フローリングよりも一段高くなっていることで、足音やホコリの影響も軽減されるでしょう。

・こたつスペースとして
冬はこたつで温まりたいという場合は、こたつを小上がり畳に設置することで、床からの冷えを防ぎ畳のクッション性により居心地もよくなります。こたつ布団の汚れも軽減されることでしょう。
あらかじめ、小上がり畳を掘りごたつとしても活用できるように、設計しておくのもおすすめです。

・ベンチやソファーの代わりに
小上がり畳はフローリングより一段高くなっているため、ちょっと腰かけたい時にも便利です。フラットな和室に座るよりも、椅子に座った人と同じ目線になりやすいのもメリットのひとつです。
また、小上がり畳のすぐ近くにテーブルを置いて、小上がり畳をベンチやソファーの代わりとする活用法もあります。

・来客用スペースとして
座れる人数に限りがあるソファーや椅子に対し、畳敷きの小上がりなら多めの来客時にも対応しやすくなります。
また、客の荷物を置いたり、遠方からの来客のくつろぎスペースとして活用するのもよいでしょう。

・寝室空間として
小上がり畳に布団を敷けば、ベッド代わりとしても活用できます。
普段はくつろぎスペースとして使っている小上がり畳も、障子などの間仕切りを設置しておくことで、来客用の寝室としても併用することができるでしょう。

小上がり畳のメリット&デメリット

小上がり畳を設置するメリット?

1.ゾーニングができる

リビングに小上がり畳で一段高さのあるスペースを作ることで、リビング全体に立体感が生まれてメリハリのある空間となります。

家族で同じ空間に居ながらも、動線を緩やかにゾーニングすることができるため、どの年代においても居心地のよいリビングになります。

2.清潔感を保てる

フローリングよりも高い位置にある小上がり畳は、フローリングからのホコリやゴミが舞い込みにくくなります。また、掃除もしやすいことから清潔感を保ちやすくなります。

3.季節感を取り入れやすい

小上がり畳はこたつのほかにも、冬の寒さ対策が楽に行えます。フローリングに絨毯を敷く際は、滑り防止のため硬く重い絨毯を敷く必要がありますが、小上がり畳なら柔らかいラグで充分でしょう。

夏の暑い時期なら、畳のサラサラした感触は気持ちいいものです。
また、和のインテリアには涼し気なものが豊富です。
小上がり畳なら、季節感あふれる四季折々のインテリアも楽しめるでしょう。

4.収納スペースを兼ね備えられる

小上がりの段差の下は、収納スペースとして活用することができます。
おもちゃなどの小物から来客用の寝具やクッションや座布団、シーズンオフの衣類などの大物までの収納場所を、確保することができるでしょう。

小上がり畳を設置するデメリットはある?

1.段差による危険が生じる

小上がり畳の段差は、メリットだけではなくデメリットにもなります。
特に、小さいお子さんやご年配の方にとっては、段差につまずいてしまったり、小上がり畳から落ちてしまうことによる怪我の危険性が生まれることは、やはりデメリットになります。
小さなお子さんがいる場合は、落下防止のためにベビーゲートを設置するとよいでしょう。

2.圧迫感を感じることがある

天井の高さに対して小上がり畳の段差が高すぎると、背の高い方にとっては圧迫感を感じてしまうこともあります。

3.お掃除ロボットで掃除ができない

段差を登ることができないお掃除ロボットは、小上がり畳まで自動でお掃除ができない点もデメリットとして挙げられます。

小上がり畳の設置場所

小上がり畳の設置場所として人気の高いものを3つご紹介します。

・リビング・ダイニングの一角
 リビングやダイニングの一角に、間仕切りのないオープンスペースとして小上がり畳を設置します。小上がり畳によってリビングやダイニングをゾーニングし、くつろぎの場、遊びの場、家事などの作業をする場などとして活用します。

・リビング続きの部屋をリフォーム
 リビング続きの一室を小上がり畳にして一体化させることで、広々とした開放的なリビングにリフォームします。
 小上がり畳との境には障子などの引戸を設置しておくことで、普段はリビングの一部として利用し、必要に応じて引戸を閉めて客間や寝室としても使用できるようにします。

・寝室の一角
 寝室に小上がり畳を設置して、ベッド代わりに使用します。
 足腰が衰えて立ったり座ったりが苦痛を感じるものの、ベッドよりも布団で寝るのが好きという場合や、ベッド下のスペースを収納として有効活用したい、という方に適しています。

使いやすい小上がり畳とは?

使いやすい小上がり畳とは、どのようなものでしょうか?
ここでは、小上がり畳に適した広さや高さ、収納としての活用や間仕切りについて見ていきましょう。

小上がり畳の広さ

小上がり畳の広さは、あまり広くとってしまうと他の空間が狭くなり、段差によって圧迫感を感じやすくなるので、ほどほどの広さにとどめておくのがおすすめです。

一般的な小上がり畳の広さは、2畳から6畳程度となっており、最も多いのは4.5畳です。
間仕切りを設置するケースは、4.5畳から6畳程度が多く、2〜3畳程度のこじんまりとしたものは、ベンチやソファ代わりやちょっとした家事をこなすスペースとしての活用がメインとなります。

小上がり畳の高さ

小上がり畳の高さは、20〜40cmが中心となります。あまり低すぎるとつまずきやすくなりますが、反対に高くしすぎると落下時の危険性が高まり、また圧迫感も出やすくなるので注意が必要です。

昇り降りしやすい高さで見ると、高さ20〜25cm前後は階段の1段と同程度で違和感がないでしょう。ベンチとして腰かけることを考えると、大人にちょうど良いのは40cm程度、子どもなら20〜30cm程度となります。大人の40cmに合わせる場合は、昇り降り用のステップが必要となります。

また、小上がり畳に収納を設けるのなら、高さは25cm程度は必要となります。そのため、腰をかけたり収納としても活用する場合は、子どもに合わせるなら25〜30㎝程度、大人がメインなら30〜40cmが適当となるでしょう。

ただし、天井の高さも考慮し、低めの天井なら小上がり畳の高さも低めに抑えるのがおすすめです。

収納のタイプ

小上がり畳の下のスペースを収納として活用する場合は、引き出しタイプの収納と天面開口タイプの収納の2種類から選びます。

何を収納したいのかをあらかじめ決めてから、どちらのタイプの収納にするかを選ぶことが大切です。
頻繁な出し入れが必要なら引き出しタイプがおすすめですが、小上がり畳の高さがない場合は大きなものは収納できません。

小上がりの畳を蓋とする天面開口タイプの収納なら、寝具などの大物も入れることが可能ですが、開閉の都度、畳の上のものを動かす必要性があります。
引き出しタイプと天面開口タイプとの合わせ技も含め、どの位置にどれぐらいの収納スぺ―スが必要となるかについて、考えておくとよいでしょう。

間仕切りの設置

小上がり畳の用途によっては、障子などの引戸を設置します。独立した部屋として使う場合のほか、お昼寝の際に日差しを遮ったり、玩具や作業中の散らかりを目隠しするのにも役立ちます。

もし開口部が狭い場合や引戸の収まりが悪い場合は、ロールスクリーンやカーテンで代用するとよいでしょう。

小上がり畳の設置方法

小上がり畳にはリフォーム(オーダー)と既製品とがある

小上がり畳は、リフォーム(オーダー)の依頼による設置のほか、既製品を購入して設置する方法もあります。

既製品を選ぶメリット

既製品の場合は、設置スペースに合うユニットを購入すれば、設置するだけで小上がり畳スペースを作ることができ、あらかじめ収納が付いているものを選ぶことで、収納スぺースも確保できます。

おもに、2〜4.5畳などの広さで間仕切りが不要な場合で、材質や色調などリビングなどの部屋との一体感に拘らないのであれば、既製品を選ぶことでコストダウンの効果があります。

リフォーム(オーダー)を選ぶメリット

一方で、小上がり畳の設置をリフォームで行うことで、置きたい場所にぴったり合ったサイズ感のものを、リビングなどの部屋の雰囲気や用途に合わせて設置することができます。
広さ、高さ、畳の種類、間仕切りなど全てにおいて、好みを反映させることで、使いやすいお気に入りの空間を作ることができるでしょう。

設置手順のポイント

1.設置場所の決定

小上がり畳を設置する際は、まずは置く場所を決めます。
置く場所を決めることで、サイズ感も決まってくることでしょう。

2.おもな用途を決める

次に設置する小上がり畳のおもな用途を決めます。おもな用途が決定することで、使いやすい小上がり畳のイメージが固まり、既製品で済ますのかリフォームを依頼するのか判断ができるでしょう。

3.畳の種類を考える

小上がり畳の用途や広さによって、選ぶ畳の素材も異なります。
寝室やくつろぎスペースとしてなら香りや肌ざわりのよい「い草」の畳を、ダイニングやキッズコーナーとしてなら、樹脂性や和紙製のメンテナンス性を重視した畳を選ぶとよいでしょう。

まとめ

小上がり畳について、ご紹介いたしました。
小上がり畳は、さまざまな用途で活用することができ、設置することでインテリア性も高まります。
また、収納を兼ねられるため、マンションなどで収納を増やしたい場合の対策としても、小上がり畳はおすすめです。

一方で、なんとなく無計画に小上がり畳を設置しても、邪魔になってしまうこともあります。
利用効果の高い小上がり畳にするためには、用途や設置場所を充分に検討し、部屋のサイズや雰囲気に合ったものにすることが大切です。

満足感の高い小上がり畳にするためには、小上がり畳の実績が豊かなリフォーム会社にご相談されることをおすすめいたします。

監修者
吉澤 理都
株式会社ファミリーDesign

Chief

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【保有資格】
・一級建築士
・監理技術者
・既存住宅状況調査技術者

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