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内窓・二重窓・二重サッシのリフォームの費用感やメリットデメリットについて解説

「室温を常に快適にしたい」「結露の掃除が大変」「外からの騒音が気になる」「防犯性を高めたい」など、窓に関することでお悩みではありませんか。

窓に関する悩みの場合、内窓をリフォームすることで解決できる可能性が高いです。

今回は内窓・二重窓・二重サッシのリフォームに関する基礎知識、内窓・二重窓・二重サッシのリフォームのメリット・デメリット、内窓・二重窓・二重サッシをリフォームする際のポイントについてお話しします。

内窓・二重窓・二重サッシのリフォームに関する基礎知識

はじめに内窓・二重窓・二重サッシのリフォームに関する基礎知識について解説します。

内窓・二重窓・二重サッシのリフォームとは

内窓・二重窓・二重サッシのリフォームとは、基本的には解体の工事などを行わず、後付で建築資材を取り付ける工事をすることを指します。本来であれば窓やサッシの交換は解体などが必要となり、それなりの工事期間及び時間が必要となりますが、リフォームであれば3時間で済むのが特徴です。

内窓・二重窓・二重サッシのリフォームの効果は多岐にわたり、室内の環境を快適にしてくれることから、非常に人気の高いリフォームの手法の一つと言えます。住み始めた頃の気温の変化の違い、騒音の増加などにも効果的であるため、大規模なリフォームは必要ないが窓に関する悩みを解決したいという方におすすめです。

内窓・二重窓・二重サッシのリフォームの種類

名称効果
複層ガラス(ペアガラス)断熱性が向上する
高断熱複層ガラス太陽光を取り込みやすく、外に熱を逃がしにくい
遮熱高断熱複層ガラス紫外線や日差しをカット、断熱性も高い
防音合わせガラス防音膜によって防音性が向上する

以上が内窓・二重窓・二重サッシのリフォームの種類です。基本的にはどのタイプも結露がしにくくなっています。窓の内側にもう一つの内窓をつけるのが一般的です。ただし、窓枠の形状によっては一部解体などをする可能性もあることから、状況によって異なるという点は覚えておいてください。

どのガラスを選ぶべきかという点については、どのような窓の悩みがあるかという部分で異なることもあるため、専門家である業者としっかりと相談することが大切です。

内窓・二重窓・二重サッシのリフォームの費用感

名称費用感
小窓6万円~12万円前後
中窓8万円~22万円前後
大窓11万円~30万円前後

以上が内窓・二重窓・二重サッシの窓一箇所ごとのリフォームの費用感です。内窓を設置したい箇所と、サイズ、使用するガラスや建築資材によって、金額が増減します。また、地域や業者によって費用感は異なることから、必ず相見積もりを取って実際の費用相場をチェックすることが大切です。

また、費用対効果的には一度工事することで長く快適な空間を得られるため、窓の悩みを改善できる内窓のリフォームをお望みであれば、ある程度の投資は必要であるということも覚えておきましょう。

マンションでも内窓・二重窓・二重サッシのリフォームはできるのか

マンションでも内窓のリフォームをすることは可能です。基本的には専有部分であり、内装や内壁を大幅に解体するような工事を必要としなければ、内窓のリフォームは可能だと考えて良いでしょう。

ただし、リフォームができない契約だったり、共有部分に影響するような工事をしなければならなかったりする場合はリフォームできないことがあります。同様に賃貸の場合も難しい場合があるので、必ず確認しましょう。また、マンションを購入したタイミングではリフォームについて意識しておらず、契約内容を把握していない場合は管理会社などに問い合わせた上で、内窓のリフォームをするかどうか検討することをおすすめします。

内窓・二重窓・二重サッシのリフォームのメリット

次に内窓・二重窓・二重サッシのリフォームのメリットについて解説します。

日射・日差しを軽減、断熱性の向上

内窓をリフォームするメリットとして、日射・日差しを軽減、断熱性の向上が挙げられます。従来設置されている外窓と内窓によって、空気の層が作られるため、断熱性や機密性が向上するのが理由です。

冬は室内の熱が逃げにくくなり、夏は屋外からの熱が伝わりにくくなります。同時に、冷暖房の効き目も良くなり、光熱費の削減する効果も期待できるでしょう。

また、選ぶガラスによっては西日などの日射や日差しを軽減する効果もあり、眩しくて過ごしにくいといったようなことも解決できます。

防音性・遮音性の向上

内窓をリフォームするメリットとして、防音性・遮音性の向上が挙げられます。防音性の高いガラスを選ぶことで、外からの音を遮断できるということです。住み始めた時は周囲の騒音が気に入らなくなったのに、時間の経過によって様々な騒音問題が出てくることもあるため、家で静かにしたい人にとって内窓のリフォームは非常に効果的と言えるでしょう。

昨今ではテレワークやリモートワークなどの普及により、外からの音声が迷惑になることも増えています。防音性や遮音性が向上することで、ミーティングや音声及び動画での対応もしやすくなることから、快適なテレワーク及びリモートワーク環境を手に入れたい方にもおすすめです。

防犯性の向上

内窓をリフォームするメリットとして、防犯性の向上が挙げられます。内窓が増えることで悪意のある第三者が侵入しにくいと感じるようになるため、空き巣などの犯罪を防ぐ効果があるのが理由です。

昨今では物騒なニュースも増えていることから、対岸の火事とは思えず不安に感じることもあるでしょう。内窓をリフォームすることで、快適で安心・安全な空間が手に入るということも大きなメリットと言えます。

結露しにくくなる

内窓をリフォームするメリットとして、結露しにくくなることが挙げられます。前述したように外窓と内窓で空気の層が作られることから、結露しにくくなり、ダニやカビの繁殖を防ぎやすくなる効果があるのです。

内窓のガラス素材においても結露しにくい仕組みが施されていることから、結露の掃除が大変、湿気に関する悩みもあったという場合の解決策としてもおすすめと言えます。

内窓・二重窓・二重サッシのリフォームのデメリット

次に内窓・二重窓・二重サッシのリフォームのデメリットについて解説します。

開閉や掃除が少々大変

内窓をリフォームするデメリットとして、開閉や掃除が少々大変なことがあげられます。単純に窓が増える分、掃除する箇所が増えるという意味ではありますが、結露しにくくなることを考えると大幅に大変ということはないのでご安心ください。

空気の入れ替えなどで開閉する場合においても、単純に2倍の作業になってしまうものの、開閉しやすい内窓のタイプを選ぶことで、よく開ける場所とあまり開けない場所を区別すれば、貨幣する手間も感じにくくなります。

窓の形状によってはほんの少し屋内が狭く感じる

内窓をリフォームするデメリットとして、窓の形状によってはほんの少し屋内が狭く感じることが挙げられます。例えば、窓のサッシと床の間に空間がない場合、内側に内窓のサッシなどを取り付ける形になるため、内窓の厚みの分だけ部屋が狭く感じるということです。

ただし、家具やカーテンの付け方次第で見た目は雰囲気は変えられることから、あまり気にしすぎる必要もないと言えます。また、窓と床の間にスペースがある場合は、ほとんど屋内を狭くすることなく設置できますので心配する必要はありません。

工賃が発生する

内窓をリフォームするデメリットとして、工賃が発生することが挙げられます。リフォームをしたことがない方ですと、内窓のリフォームの金額を聞いて高いと感じるという意味でのデメリットです。現実問題として工事をするために工賃が発生するのは当然であるため、コストパフォーマンスが上回ると感じれば投資すべきと言えます。

ただし、業者によっては足元を見て高額な見積もりを作ることもあることから、不当な金額に支払いをしないためにも必ず相見積もりを取りましょう。相場から逸脱しない範囲で、納得できる金額の業者を選ぶことが大切です。

基本的にはメリットの方が上回るので特に問題はない

内窓をリフォームするデメリットについては、基本的にはメリットの方が上回るので特に問題ではないと考えて良いでしょう。ご自身が住まわれる空間を快適にすることは、日々の生活がしやすくなるということでもあり、暑さや寒さ、湿気などに惑わされることがないという意味でもあります。

そのため、快適な空間が当たり前になること自体がメリットとして上回るため、デメリットよりもメリットの方が上回るのは間違いないということです。実際に暑さや寒さだけでなく、日差しや騒音なども含めた窓に関する悩みが解決することで、ちょっとした煩わしさやストレスから解放されるということは、心身の健康にとっても良いということを覚えておいてください。

内窓・二重窓・二重サッシをリフォームする際のポイント

次に内窓・二重窓・二重サッシをリフォームする際のポイントについて解説します。

窓に関する悩みを明確にすること

内窓をリフォームする際のポイントとして、大前提として窓に関する悩みを明確にすることが大切です。例えば、騒音が気になる、結露を掃除するのが手間、西日が眩しい、部屋の暑さ寒さが気になるなど、直感的に感じてる部分を言語化しましょう。

その他、専門家である業者に相談することで、言語化しにくい課題や問題を発見してくれることもあります。実際に室内の状況を見てみないと判断しにくいこともあるため、必要に応じて訪問してもらいチェックしてもらうことも受け入れることをお勧めします。

相見積もりをとって大まかな相場を知ること

内窓をリフォームする際のポイントとして、相見積もりを取って大まかな相場を知ることはとても大切です。相場については地域や季節によって変動することもあるため、その都度、相見積もりを取って把握することをおすすめします。

その他、昨今では建築資材の高騰や人材不足などが原因で、業者ごとに価格差が発生していることも否めません。必ずしも個人が高いから良い業者、安いから悪い業者ということも判断しにくいため、相見積もりを取りながら金額を見極めるようにしましょう。

どの窓のタイプが相性が良いか相談すること

内窓をリフォームする際のポイントとして、どの窓のタイプが相性が良いか相談することが大切です。一般の方ですと、どの内窓のタイプが良いのか、どのガラスを選べば良いのかというのはなかなか判断しにくいのが理由であり、専門家である業者に提案してもらった方が、確実に過ごしやすい空間が手に入るようになります。

インターネットなどで検索していると、このガラスが良い、この内窓のタイプが良いといったような情報を得ることがあると思われますので、どのような窓のタイプが良いかまずは決めておくこと、その上で専門家の意見をしっかりと聞くことをおすすめします。

しっかりとコミュニケーションができて信頼できる業者を探す

内窓をリフォームする際のポイントとして、しっかりとコミュニケーションができて信頼できる業者を探すことが最も大切と言えます。相見積もりを取るタイミング、室内の状況を見てもらうタイミング、一番最初に問い合わせたタイミングなど、コミュニケーションできるタイミングで信頼できるかどうかをしっかりと見極めましょう。

見極めるポイントとしては、分からないことについてしっかりと説明してくれるかどうか、こちらの意見だけでなく専門家としての意見を提案してくれるかどうかなども含めて、丁寧にコミュニケーションしてくれるかを見ることをおすすめします。

まとめ

今回は内窓・二重窓・二重サッシのリフォームに関する基礎知識、内窓・二重窓・二重サッシのリフォームのメリット・デメリット、内窓・二重窓・二重サッシをリフォームする際のポイントについてお話ししました。

内窓のリフォームは施工も早く、すぐに効果を実感できるため非常におすすめです。どのような内窓のリフォームが良いか専門家である業者と相談しながら、快適な空間を手に入れてみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

ファミリー工房では、内窓のリフォームに関する施工のワンストップのサービスをご提供しております。「内窓・二重窓・二重サッシのリフォームをして快適な空間を作りたい」「窓に関する悩みを解決したい」という方も安心してご相談いただけますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。