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押入れリフォームの種類や費用感、メリット・デメリットについて解説

「押入れの空間を有効活用したい」「押入れを収納しやすく使いやすくしたい」「書斎やワーキングスペースにしたい」とお悩みではありませんか。

押入れが単なる物置になっていたり、ベッドがあるので布団をしまわなかったりすると、もったいない空間だと感じてしまうこともあるでしょう。思い切って押入れをリフォームすることで、普段の生活空間をさらに快適なものにするのは大変おすすめです。

今回は押入れのリフォームに関する基礎知識、押入れをリフォームするメリット・デメリット、押入れのリフォームを検討する際のポイントについてお話しします。

押入れのリフォームに関する基礎知識

はじめに押入れのリフォームに関する基礎知識について解説します。

押入れのリフォームとは

押入れのリフォームとは、有効活用していない押入れの空間やスペースを、収納しやすいクローゼットにリフォームしたり、書斎やワーキングスペースとしてリフォームしたりすることを指します。

押入れのスペースは意外と広いため、デッドスペースとしてそのまま放置してしまうのはもったいないですが、押入れのリフォームによって新しい役割を与えることで、さらに暮らしやすい空間が手に入るようになるのです。

広めの押入れであれば小さな部屋として活用できるため、テレワークやリモートワークといった集中する環境が欲しい場合にも押入れのリフォームは非常に向いています。

押入れのリフォームの種類

種類特徴
押入れをクローゼットにする収納しやすいスペースが手に入る
和室をウォークインクローゼットにする使わなくなった和室を有効活用できる
押入れを書斎にする読書や趣味に没頭できる空間が手に入る
押入れをワーキングスペースにするテレワーク時のオン・オフがしやすくなる
押入れを撤去して部屋を広くするインテリアコーディネートがしやすくなる

以上が押入れのリフォームの種類です。一般的な押し入れですと中仕切りがあって、ちょうど布団が収まる程度の奥行きがあります。そのため、クローゼットにしたり、個室にしたりするスペースにちょうど良いということです。

特に狭い和室の場合など、部屋がちょうど1畳分程度広くなるような形になるため、あまり使っていなかった和室が過ごしやすい空間になる可能性もあります。和室を改造してウォークインクローゼット、書斎、ワーキングスペース、もしくは子供部屋に改造することで、住居内の空間を有効活用できるようになるのです。

押入れのリフォームの費用感

種類費用感
押入れをクローゼットにする10万円~30万円前後
和室をウォークインクローゼットにする20万円~50万円前後
押入れを書斎にする10万円~30万円前後
押入れをワーキングスペースにする10万円~30万円前後
押入れを撤去して部屋を広くする10万円~50万円前後

以上が押入れのリフォームの費用感です。押入れのサイズや利用する建築資材のグレードなどによって、金額が増減することはあらかじめ理解しておいてください。また、お住まいの地域や時期によっては、工賃に差が生じることもありますので、必ず相見積もりを取ることをおすすめします。

また、コンセントなどの電源の設置、照明の追加などを行う場合は設備とそれぞれの施工に対する工賃も必要になります。その他、自分好みのテーブルや椅子など購入する費用も踏まえた上で予算を組むことが大切です。

押入れのリフォームはマンションや賃貸でも可能か

マンションや賃貸の場合は契約によって押入れのリフォームができるかどうか異なってきます。購入したマンションであれば基本的には専用部分をリフォームするのは問題ないはずですが、必ず管理会社に確認してみてください。賃貸の場合は解体を伴うような施工が難しい可能性が高いため、同じく大家さんに相談して見ると良いでしょう。

押入れをリフォームするメリット

次に押入れをリフォームするメリットについて解説します。

収納しやすいスペースを手に入れることができる

押入れをリフォームするメリットとして、収納スペースを増やすことができることが挙げられます。一般的な押し入れの形ですと、真ん中に中仕切りがあるだけで、布団をしまうには便利ですが、他のものを収納するには使い勝手がいいとはとても言えません。

押入れをクローゼットにリフォームすることで、自分好みの収納しやすい機能を実現できるため、使い心地の良い収納スペースが手に入るということです。ハンガーをたくさんかけられるようにしたり、小さな棚をたくさん作って好きなものを置いたりすることができるようになります。

部屋をさらに広く使うことができる

押入れをリフォームするメリットとして、部屋をさらに広く使うことができることが挙げられます。押入れをクローゼットや書斎、ワーキングスペースにすることで、家具を減らすことができるのが理由です。押入れの奥行きと幅、高さの分の収納が可能になることから、その分部屋の部分を広くすることができるため、過ごしやすくなるでしょう。

現実問題として部屋を広くするというのは物理的には難しいこともあるため、利用していない押入れのスペースを扱いやすくすることで、部屋を広くできるというのは大きなメリットと言えます。その他、ウォークインクローゼットのような形で和室全体をリフォームをすれば、他の部屋の収納なども集約できるようになり、家全体の空間を広げることもできるようになるでしょう。

テレワークやリモートワークのオン・オフをしやすい

押入れをリフォームするメリットとして、テレワークやリモートワークのオン・オフをしやすいことが挙げられます。押入れのスペースに仕事の道具や書類などをまとめることで、扉さえ閉めればテレワークやリモートワークのオン・オフがしやすくなるのが理由です。

狭い押入れでは難しいもの、比較的広い押し入れであれば、中に入って仕事できる空間を作ることも可能であり、集中して仕事をする必要がある場合にも向いています。狭い押入れの場合においても、押入れを机に見立てたような形で作業スペースを配置できるため、実現できるかわからない場合は専門家である業者の方に相談しましょう。

部屋全体のインテリアコーディネートがしやすい

押入れをリフォームするメリットとして、部屋全体のインテリアコーディネートがしやすいことが挙げられます。前述したように部屋を広くしたり、家具を減らしたりすることができるようになるため、広くなった空間に新しいカーペットやインテリアを配置できるようになるのが理由です。

畳をフローリングに張り替えれば、さらに雰囲気を変えて新しい部屋として利用することもできます。昨今では布団をしまう方よりも、ベッドを置いているケースの方が多いこともあり、和室ではなく洋室の方が良いというケースもあるため、和室を有効活用したい場合は洋室にしてしまうということも前向きに検討しましょう。

押入れをリフォームするデメリット

次に押入れをリフォームするデメリットについて解説します。

工賃や工事期間が必要になる

押入れをリフォームするデメリットとして、工賃や工事期間が必要になることが挙げられます。もちろん、リフォームをする上で当然のことではありますが、費用が発生することはあらかじめ理解しておき、必要に応じてしっかりと投資することが大切です。

押入れのリフォームとともに和室の床の張替えなどを行う場合は、業者の方と相談してどれくらいの工事期間になるかも必ず確認しましょう。前述したように工賃については実現したいリフォームの形と部屋の広さによって異なることも忘れないようにしてください。

工事中は生活に支障が出る

押入れをリフォームするデメリットとして、工事中は生活に支障が出ることが挙げられます。普段利用していない和室であれば問題ありませんが、利用している場合は工事中は利用できないということを忘れてはいけません。

また、普段和室は利用していないものの、物置のような形で物がたくさんある場合は移動する時間が必要であることも覚えておきましょう。片付けるための準備期間が必要であることを留意しておき、慌てて掃除しなければならないといったようなことのないように注意してください。

DIYで押入れのリフォームをするのは難しい

押入れをリフォームするデメリットとして、DIYで押入れのリフォームをするのは難しいことが挙げられます。昨今ではDIYに関する動画や記事コンテンツも増えているため、簡単そうには見えますが、実際には工具を揃えたり、安全性を考えたりすることを考えると時間や手間暇の労力の割に、クオリティの低い空間になってしまいがちです。

「DIYならもっと安く済みそう」という形で安易に考えてしまう方もいらっしゃいますが、専門家である業者に任せた方がクオリティがよく、快適で使いやすい空間が手に入るということを覚えておいてください。また、前述したようにマンションや賃貸の場合は安易にDIYをしてしまうと、トラブルになる可能性が高いため十分に注意しましょう。

基本的にはデメリットよりもメリットの方が上回るので心配ない

押入れのリフォームについては、基本的にはデメリットよりもメリットの方が上回るので心配ないと考えて間違いありません。特に利用していなかった押し入れや和室自体を有効活用できるようになるため、さらに住みやすい家になるのは確実です。

同時に、一度工事をしてしまえば当面の間は工事する必要もなく、使い心地の良い収納スペースやワーキングスペースが手に入るため、しっかりと投資することをおすすめします。また、作業スペースやワーキングスペースとして活用したい場合、机や椅子などについてもしっかりと投資した方が、仕事しやすい環境が手に入るということも覚えておいてください。

押入れのリフォームを検討する際のポイント

次に押入れのリフォームを検討する際のポイントについて解説します。

どのような形で押入れのリフォームをしたいか明確にする

まずは押入れをどのような形でリフォームしたいのか明確にしましょう。作業スペースやワーキングスペースにしたいのか、書斎や趣味の空間にしたいのか、クローゼットや和室丸ごとウォークインクローゼットにしたいのかなどを決めるということです。

押入れをリフォームする目的を明確にした段階で、専門家である業者に相談すれば、金額も算出しやすくなりますし、予算を立てやすくなるということを知っておいてください。

リフォームしても大丈夫かしっかりと確認する

リフォームしても大丈夫かしっかりと確認することも重要と言えます。持ち家の一戸建てであれば問題ありませんが、マンションや賃貸の場合は安易にリフォームできないということに十分に注意してください。

間違っても管理会社や大家さんに相談せずにリフォームするというのはおすすめできません。専門家である業者の方も契約の方については対応ができないため、前もって必ず自分自身で確認することが大切です。

相見積もりを取って相場を把握する

押入れをリフォームする際、相見積もりを取って相場を把握することは非常に大切です。相見積もりを取った上で予算内で収まるかどうか、予算を再設定するかどうかなど検討しましょう。また、リフォームしたい内容に合わせて、扉や色、内側の壁紙などの情報収集をしておくこともおすすめします。

ある程度具体的にリフォームに関する希望を伝えられるようにした方が金額が明確になりやすいことを忘れず、明らかに相場よりも高かったり、逆に安すぎたりしないかと言ってても見ると良いでしょう。

信頼できる業者としっかりとコミュニケーションする

押入れをリフォームする際に最も重要なのは、信頼できる業者としっかりとコミュニケーションすることです。自分自身の要望をしっかりと聞き入れてくれるかどうか、同時に新しく提案してくれるかどうかなども含めて、分からないことや知らないことを丁寧に説明してくれる業者を選ぶと良いでしょう。

相見積もりや相談をする中で信頼できる業者かどうかを見極めることで、理想の押入れのリフォームが実現できるということを知っておいてください。

まとめ

今回は押入れのリフォームに関する基礎知識、押入れをリフォームするメリット・デメリット、押入れのリフォームを検討する際のポイントについてお話ししました。

押入れのリフォームは押入れのスペースを有効活用できる非常におすすめの工事と言えます。工夫次第で自分好みのスペースや空間を作れることから、デッドスペースになっているような場合は是非とも押し入れのリフォームを前向きにご検討ください。

ファミリー工房では、押入れのリフォームに関する施工のワンストップのサービスをご提供しております。「押入れの空間を有効活用したい」「押入れを収納しやすく使いやすくしたい」「書斎やワーキングスペースにしたい」という方も安心してご相談いただけますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。