【2025年版】ZEH補助金の採択結果から学ぶ!採択率を高める成功のコツ(前半)

年間の一次エネルギー消費量の収支をゼロに近づける住宅の「ZEH(ゼッチ)」。
新築のZEH住宅の建設や購入、ZEH化を目指すリフォームでは「ZEH補助金」が利用できるケースがあります。
ZEH補助金に関心はあるけれど、「実際にどれくらい採択されているの?」「どんな家が通りやすいの?」と気になる方も多いのではないでしょうか。
補助金は制度ごとに審査基準や申請件数が異なり、年度によって採択率や傾向が変わります。過去の採択結果を知ることは、これから申請を検討するうえで大きなヒントになるでしょう。
ZEH補助金は「性能、申請タイミング、書類」の3つを押さえれば、採択率を大きく高められます。
この記事では、最新の採択結果や採択されやすい住宅の特徴、落選してしまうケース、そして採択率を高めるための準備ポイントをわかりやすく解説します。
これからZEH補助金を申請したい方は、ぜひ参考にしてください。
>>採択結果を踏まえた申請成功のコツやよくある疑問については“ZEH補助金の申請成功のコツまとめ”をご覧ください。
ZEH補助金の採択結果とは?最新の傾向を整理

ZEH補助金は毎年公募され、予算額や制度の改正に応じて採択状況が変わります。
「どのくらいの割合で採択されるのか」「採択されやすい制度はどれか」といった情報を把握することで、これから申請する際の見通しが立てやすくなります。
採択結果の全体的な流れ
ZEH補助金は「制度ごとの難易度」と「申請スピード」の2軸で採択結果が左右されます。
| ・申請件数は年々増加傾向 脱炭素化の流れや光熱費高騰の影響から、ZEH補助金への関心は高まっており、応募件数は近年増え続けています。 ・採択率は制度によって差がある ZEH新築支援では比較的高い採択率が見られる一方、実証事業やリフォーム系の制度では要件が厳しく、採択率が低めになる傾向があります。 ・予算上限による打ち切りも多い 「先進的窓リノベ2025事業」や「給湯省エネ2025事業」などは人気が高く、毎年予算が早期に終了してしまうケースが少なくありません。採択率以前に「早めに申請できるかどうか」が成否を分ける場合もあります。 |
【関連リンク】
【2025年最新版】ZEHリフォームに使える補助金を徹底解説!制度・対象工事・併用のコツ
制度ごとの採択状況(目安)
主な補助制度ごとの採択傾向を整理すると、以下のとおりです。
※ここでは一般的な傾向を整理しています。年度ごとの最新情報は国土交通省や環境省の公募結果を確認するのが確実です。
| 制度名 | 採択のしやすさ | 特徴 |
| ZEH支援事業(戸建ZEH/新築) | ◎ 比較的高い | ZEHビルダー※登録必須。基準を満たせば採択率は高め |
| 既築住宅のZEH改修実証支援事業 | △ 難易度高め | フル改修が条件。性能要件が厳しく採択率は低め |
| 先進的窓リノベ2025事業 | ○ 申請数多い | 人気が高く予算早期終了が多い。早期申請が重要 |
| 給湯省エネ2025事業 | ○ 申請しやすい | 比較的条件がシンプル。早期終了リスクあり |
| 子育てグリーン住宅支援事業 | ○ 安定的 | リフォームは全世帯対象で申請が多い。採択率はまずまず |
※ZEHビルダーとは……国に登録された、ZEHの普及目標を掲げている住宅会社や施工会社のことです。ZEH基準に対応した設計や施工を行う事業者として公表されています。
ポイント
・採択率は「制度の難易度」と「予算消化スピード」の両面で決まる
・新築よりリフォームの方が採択条件が複雑になりがち
・人気制度は採択率よりも「スピード勝負」になることが多い
採択結果から見える「採択されやすい住宅」の特徴
採択率の高低には、制度の特性だけでなく「住宅の性能や設計の特徴」も大きく関わっています。
過去の採択結果からは、採択されやすい住宅には共通点があることが見えてきます。
1. 新築:性能要件を満たしたZEH住宅
新築の場合は「ZEH支援事業(戸建ZEH)」が中心です。
・高断熱仕様(UA値の基準クリア)
・太陽光発電システムの導入
・BELS評価※取得
※BELS評価とは……建物の省エネ性能を第三者機関が評価し、星や数値で示す制度です。住宅のエネルギー消費性能を客観的に確認できます。
これらの条件をしっかり満たした住宅は、採択されやすい傾向があります。特に設計段階でZEH基準に合わせて計画した住宅はスムーズに通りやすくなっています。
2. リフォーム:断熱+設備のバランスが取れている住宅
リフォーム系の補助金(既築住宅のZEH改修実証支援事業、先進的窓リノベ2025事業、既存住宅の断熱リフォーム支援事業など)は、新築に比べてハードルが高めです。
しかし、以下のような特徴を持つ住宅は採択されやすい傾向にあります。
| ・外皮性能(断熱材や窓)の改善を重視・省エネ設備(給湯器や換気設備)をセットで導入・工事計画が明確で、対象外工事と分離できている |
「断熱だけ」や「設備だけ」ではなく、総合的な省エネ改修として評価されるケースが多いです。
3. 共通点:早期申請と要件のクリア度
新築、リフォームに関わらず、採択されやすい住宅の共通点は以下の通りです。
| ・早い段階で申請している(特に人気制度は早期終了しやすい)・数値要件(UA値※や一次エネルギー削減率)を余裕を持ってクリアしている・BELS評価書など必要書類を正しく揃えている |
※UA値とは……住宅の断熱性能を示す数値です。外壁や窓などからどれだけ熱が逃げるかを表し、数値が小さいほど断熱性が高い住宅といえます。
つまり、採択されやすい住宅とは「性能面で基準を満たすだけでなく、申請準備が整っている住宅」だと言えます。
設計段階から補助金要件を前提に計画することが、採択率を高める最大のポイントです。
ポイントまとめ
| 採択されやすい住宅の特徴 | 理由 |
| 新築ZEH住宅(断熱+太陽光) | 設計段階から基準に合わせやすく、審査もスムーズ |
| リフォーム住宅(断熱+設備をセット) | 総合的な改修として評価されやすい |
| 早期に申請している住宅 | 予算上限に達する前に受付されるため有利 |
| 要件を余裕を持ってクリア | 数値的にギリギリよりも確実性が高い |
新築ZEH住宅(断熱+太陽光)
新築の場合は、設計の初期段階からUA値や再エネ率などの要件を盛り込みやすいため、補助金の基準に適合しやすくなります。
特に太陽光発電を組み込んだプランは高評価となり、採択率も安定しています。
リフォーム住宅(断熱+設備をセット)
リフォームで採択されやすいのは、単独工事ではなく「断熱改修+高効率設備」を組み合わせたケースです。
住宅全体の省エネ性能を底上げできる点が評価されやすく、採択の可能性を高めます。
早期に申請している住宅
採択率を左右する大きな要因のひとつが“スピード”です。
人気制度は募集開始から短期間で予算が埋まることもあるため、準備の早い住宅ほど採択に有利です。
要件を余裕を持ってクリア
性能値をギリギリで満たすより、余裕を持って達成している方が審査の確実性は高まります。
基準を下回るリスクを避けられるため、申請時点で安心感があり、結果として採択に繋がりやすくなります。
採択されにくいケースとその背景

採択結果を分析すると、不採択となるケースには明確な共通点があります。
ここでは「なぜ採択されにくいのか」を整理し、背景とともに解説します。
申請を検討している方は、ぜひ自分の状況に当てはめてチェックしてください。
1. 工事内容が補助対象に十分対応していない
「断熱材を部分的に入れ替えただけ」「古い窓を一部交換しただけ」といった工事では、基準に届かず不採択になることがあります。
ZEH補助金制度の目的は「住宅全体の省エネ性能を高めること」なので、工事範囲が限定的だと評価が得られにくいことがその理由です。
2. 書類不備や記載ミスがある
採択されにくい理由として多いのが、申請書類の不備です。
記載漏れや添付資料の不足、図面や見積と申請内容が一致しないなど、細かなミスでも不採択の対象になります。
提出直前にダブルチェックを徹底することが不可欠です。
3. 公募締切間際の申請
補助金には予算枠があり、人気の制度では締切前に上限に達することがよくあります。
ギリギリに申請した場合、基準を満たしていても予算切れで不採択となるリスクがあるのです。
採択結果を見ても、早期に申請した人の方が通りやすい傾向が明らかです。
4. 制度のルールを正しく理解していない
併用できないZEH補助金を重複申請してしまう、事前申請型の補助金で交付決定前に着工してしまうなど、制度ルールの誤解が原因で不採択になるケースも少なくありません。
制度ごとに対象工事や申請要件は異なるため、「去年の情報」で進めるのは危険です。
5. 評価値が基準ギリギリ
UA値や一次エネルギー削減率などが「基準すれすれ」だと、性能を余裕をもってクリアしている住宅と比べて審査過程で不利になる場合があります。
その結果、不採択となるケースも珍しくありません。
ポイントまとめ
採択されにくいケースの多くは、
・工事範囲が限定的
・書類不備
・申請時期の遅れ
・制度理解の不足
・性能値ギリギリ
といった準備不足や情報不足が背景にあります。
つまり、事前に計画を立てて確認を徹底すれば、多くのリスクは回避できるということです。
| ZEH補助金は数十万円〜100万円以上の差が出ることもあるため、申請ミスは大きな機会損失につながります。 ファミリー工房では、ZEHリフォームの施工はもちろん、補助金の申請から書類提出、完了報告までをワンストップで承ります。 施主様は面倒なお手続きなく、快適な住まいを手に入れられます。無料で現地調査やお見積もりを承っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください! >>無料お見積もり、ご相談はこちら|ファミリー工房 |
>>採択結果を踏まえた申請成功のコツやよくある疑問については“ZEH補助金の申請成功のコツまとめ”をご覧ください。

- 監修者
- 近岡 正平
Manager
【保有資格】
一級建築士
二級建築士
福祉用具専門相談員
監理技術者
既存住宅状況調査技術者
建築物石綿含有建材調査者

〒120-0001 東京都足立区大谷田 4-1-20 1F
JR線・東京メトロ千代田線「北綾瀬駅」下車 徒歩7分
営業時間
10:00~18:00 / 定休:毎週日・月
※夏期休暇、年末年始休暇、ゴールデンウィークを除く







お客様とコミュニケーションをとって、ご希望にマッチした提案をいたします。
気軽にお問い合わせください。よろしくお願いします。