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電気代のムダを減らす!ZEHとHEMSの違いと併用メリットをわかりやすく解説(後半)

前半では、ZEHとHEMSの仕組みや違い、そして併用によって得られる省エネ効果について紹介しました。

とはいえ、まだ「興味はあるけど、費用が心配」「どんな支援制度があるのかわからない」と感じる方も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、補助金を上手に活用すれば初期費用を抑えつつ、高性能なZEH・HEMS導入を実現できます。

後半では、最新のZEH・HEMSの補助金制度や申請時の注意点をわかりやすく整理しています。

無理のない費用計画で、快適で省エネな暮らしを叶えたい方はぜひご参考にしてください。

>>ZEHとHEMSの違い、連携させるメリットについては“ZEHとHEMSまとめ前半”をご覧ください。

ZEH・HEMSに使える補助金制度

ZEHやHEMSの導入には、国や自治体が提供する複数の補助制度を活用できます。

特にZEH関連の断熱改修や高効率給湯機の設置、HEMS機器導入は対象となるケースが多く、上手に組み合わせることで実質負担を大幅に抑えることが可能です。


ここでは代表的な補助金を紹介します。

先進的窓リノベ2026事業(断熱強化でZEH化を後押し)

項目内容
対象工事断熱性能の高い窓・ガラスへの交換(内窓・外窓・ガラス交換など)
補助金額1戸あたり最大100万円(窓サイズ・性能により変動)
対象者すべての世帯(所得制限なし)
受付期間遅くとも2026年12月31日まで(予算上限に達し次第終了)


「先進的窓リノベ2026事業」は、ZEHの基盤となる窓の断熱性能を高めるための支援制度です。

窓やガラスを高断熱仕様にすることで冷暖房効率が大幅に改善し、年間光熱費の10〜20%程度の削減も期待できます。


住宅の性能を底上げすることで、結果的にZEH基準への到達も近づきます。

みらいエコ住宅2026事業(リフォーム全世帯対象)

項目内容
対象工事断熱改修・エコ住宅設備導入・バリアフリー改修など
補助金額リフォームで最大40〜100万円
対象者すべての世帯(世帯条件なし)
受付期間遅くとも2026年12月31日まで(予算上限に達し次第終了)


リフォーム全世帯が対象の「みらいエコ住宅2026事業」は、ZEHリフォームを行う際に最も利用しやすい制度の一つです。


断熱・エコ給湯・節水設備など、複数の省エネ項目を組み合わせて申請できるため、幅広い工事内容をカバーします。


特にZEH基準に近づけたいリフォームでは、他の制度と併用することで費用を大きく抑えられます。

HEMS機器導入に使える自治体補助金(地域ごとに異なる)

項目内容
対象工事HEMS機器の導入・設置(住宅の電力使用を見える化するシステム)
補助金額数千円〜数万円(自治体により異なる)
対象者居住者・住宅所有者(要件は地域により異なる)
受付期間各自治体が年度単位で実施(例:豊島区・葛飾区・江東区など)


HEMSは補助金額こそ大きくないものの、導入コストが10〜30万円前後と比較的低いため、実質的な自己負担を抑えやすいのが特徴です。


東京都内では、豊島区・葛飾区・江東区などが独自にHEMS導入支援を実施しており、ZEHリフォームとの併用も可能です。


電力の「見える化」や自動制御による省エネ効果が得られるため、コスト面だけでなく長期的な節電メリットも期待できます。

■HEMS導入に使える東京都内の補助金制度(区別一覧)

区名補助制度名内容・対象公式URL
豊島区豊島区エコ住宅普及促進費用助成金(個人住宅用)HEMS機器本体価格(税抜)の1/3を助成(上限2万円)。太陽光やエコキュートと併用も可。豊島区公式サイト
葛飾区《個人住宅用》かつしかエコ助成金省エネ・創エネ設備導入を支援。HEMSを導入する場合は上限2万円の補助が受けられる。他の省エネ機器と併用可能。葛飾区公式サイト
江東区地球温暖化防止設備導入助成(個人住宅・集合住宅用)HEMS設置に要する経費の5%(1設備あたり上限2万円)を補助。太陽光や蓄電池等も対象。江東区公式サイト

※各補助金制度には申請期限があります。また助成金額や対象要件は年度によって変更される場合があるため、必ず公式サイトにて最新の情報をご確認ください。

【関連記事】

【2025年最新】ZEHリフォームは補助金でお得に!東京都・23区・国の支援制度と費用例を徹底解説(後半)

ZEH・HEMSを導入する際のポイントと注意点

ZEHとHEMSの導入を検討する際は、「費用」「工事内容」「相乗効果」を総合的に見極めることが重要です。

両者は目的も導入規模も異なるため、特徴を理解しておくと後悔のない判断につながります。

ZEHは工事規模が大きく、計画的なスケジュールが必要

ZEH化は住宅全体の断熱性能向上や創エネ設備の導入が必要となるため、リフォームの中でも比較的大規模な工事になります。


たとえば外壁・屋根の断熱改修、窓の高性能化、太陽光発電や蓄電池の設置など、複数の工程を同時に行うケースが多いです。

そのため、

・工期は数週間〜1か月程度を想定しておく

・補助金申請のスケジュールを逆算して準備する

・施工実績のある業者に相談し、ZEH基準を満たせるか確認する

といった事前準備が欠かせません。

HEMSは少額で導入可能、設備連携で効果を最大化

HEMSは、家全体のエネルギーを「見える化」し、効率的に制御するシステムです。

導入費用は10万〜30万円前後と比較的手頃ですが、単体では効果が限定的になるという欠点も。


太陽光発電や蓄電池、エコキュートなどと連携させることで、省エネ効果が大きく高まります。

また、HEMS対応の家電やスマート分電盤を導入すれば、

・消費電力量をリアルタイムで確認できる

・家族全員で節電意識を共有できる

・遠隔操作によって無駄な電力を抑えられる

といった実用的なメリットも得られます。

見積もり比較と補助金活用で総コストを抑える

ZEH・HEMSの導入は、補助金や助成制度の活用によって費用を大幅に抑えられるケースが多いです。


ただし、制度によって対象設備や交付要件が異なるため、必ず複数の業者・メーカーで見積もりを比較しましょう。

見積もり比較のポイントは以下の通りです。

・各設備が補助金対象に該当しているか

・補助金申請のサポート対応があるか

・設置後のサポート・保証期間が十分か

補助金制度をうまく組み合わせることで、数十万円単位の費用削減も期待できます。


当ファミリー工房では、補助金活用のアドバイスや手続きサポートも行っています。導入時に失敗しやすいポイント

ZEHやHEMSの導入は、費用負担や補助金の手続きが関わるため、小さな見落としが大きな損失につながることがあります。


以下の点を事前にチェックしておくことで、後悔のないリフォーム計画を立てられます。

1.補助金の申請期限・交付条件を見落とす

補助金は年度ごとに受付期間や予算枠が決まっています。


申請のタイミングを逃すと交付を受けられなくなるため、契約前にスケジュールを確認し、必要書類の準備を早めに行いましょう。

2.対応機器を誤って選ぶ

HEMS機器や太陽光・蓄電池には「対応メーカー」や「連携条件」があります。

別メーカー同士では通信ができないケースもあるため、同一メーカーまたは連携実績のある組み合わせを選ぶことが重要です。

3.省エネ性能の基準を満たしていない

ZEHリフォームでは、断熱改修や設備導入によって一定の省エネ基準(UA値など)を満たす必要があります。


性能計算が正確でないと補助金対象外になるおそれがあるため、BELS評価などの実績を持つ施工業者に依頼するのが安心です。

4.ローン・補助金の併用を考慮していない

ローン返済と補助金交付のタイミングがずれると、資金繰りが一時的に苦しくなるケースもあります。


補助金を見込んだ資金計画を立てる際は、返済開始時期・交付時期を含めて試算しておくと安心です。

HEMSについてよくある質問(FAQ)

Q1.ZEHとHEMS、どちらから導入すべき?

A.どちらか一方を選ぶ場合、比較的導入しやすいHEMSから検討するのも一つの方法です。


HEMSは比較的少額で始められ、既存住宅にも設置しやすいため、太陽光発電や蓄電池を後から追加する場合にも活用できます。


一方、ZEHリフォームは建物全体の断熱性能を高めるため、HEMSと連携させることでエネルギー管理が最適化されます。

Q2.HEMSだけ導入しても効果はある?

A.HEMS単体でも、エアコンや照明などの電力使用量を見える化して節電意識を高められる点がメリットです。


ただし、太陽光発電や蓄電池と組み合わせることで初めて、「使う電気をコントロールする」本来の効果を発揮します。


将来的にZEH化を目指す場合は、HEMSを先行導入しておくとスムーズです。

Q3.ZEHリフォームでもHEMSは必要?

A.必須ではありませんが、HEMSを組み合わせることでエネルギーの最適制御が可能になります。

2つを連携させれば日中の発電量が多い時間帯に家電を自動で稼働させるなど、自家消費率を高めて光熱費をさらに削減できます。


補助金対象となる場合もあるため、導入コストを抑えて実装することも可能です。

Q4.補助金はZEHとHEMSで併用できる?

A.異なる制度であれば併用可能なケースが多いです。

また財源が異なる場合は、補助金を重複して申請できる場合があります。(例:窓のZEHリフォームで国と東京都の補助金を申請するなど)


また、自治体によってHEMS専用の助成制度を設けている場合もあるため、国・都・区の3段階で制度を確認するのが安心です。

Q5.HEMSはどんなメーカーがある?

A.主要なメーカーとしては、パナソニック・シャープ・東芝・日立・アイリスオーヤマなどがあります。


ZEHとの連携を考えるなら、太陽光・蓄電池・HEMSを同一メーカーで揃えると相性が良く、システム管理がしやすいです。


導入目的や既存設備との連携可否によって最適なメーカーは異なるため、施工実績の多い業者に相談するのが確実です。

まとめ

ZEHは「エネルギーをつくって使う」家づくり、HEMSは「エネルギーを賢く管理する」仕組みです。


どちらも単独でも効果がありますが、組み合わせて導入することで光熱費削減や快適性の向上、災害時の備えまで実現できます。

特に近年は、太陽光発電や蓄電池とHEMSを連携させて電力の「見える化」や「自動制御」を行う住宅が増えています。
省エネ性能を高めながら家計の負担を抑えたい方には、「HEMS+ZEH」が最も合理的な住まいの形といえるでしょう。

ファミリー工房では、ZEHリフォームとHEMS導入をセットで最適化するプランニングが可能です。


補助金制度や費用のシミュレーションも丁寧にご案内していますので、「光熱費を減らしたい」「補助金を活用して導入したい」とお考えの方は、ぜひご相談ください!

ファミリー工房では、ZEHリフォームの施工はもちろん、補助金の申請から書類提出、完了報告までをワンストップで承ります。
施主様は面倒なお手続きなく、快適な住まいを手に入れられます。無料で現地調査・お見積もりを承っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください!

>>無料お見積もり・ご相談はこちら|ファミリー工房

>>ZEHとHEMSの違い、連携させるメリットについては“ZEHとHEMSまとめ前半”をご覧ください。

監修者
近岡 正平
株式会社ファミリーDesign

Manager

お客様とコミュニケーションをとって、ご希望にマッチした提案をいたします。
気軽にお問い合わせください。よろしくお願いします。

【保有資格】
一級建築士
二級建築士
福祉用具専門相談員
監理技術者
既存住宅状況調査技術者
建築物石綿含有建材調査者

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