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窓リノベで防犯対策!侵入リスクを下げる窓リフォームのポイント&使える最新補助金について解説

空き巣や侵入被害の多くは「窓」からであること、皆さんはご存知でしょうか?

東京都の窓リノベ補助金制度では、令和7年(2025年)から防犯性能を高める断熱窓リフォームに補助金が使えるようになりました。

本記事では、防犯対策として有効な窓リフォームのポイントや、補助対象となる製品・条件をわかりやすく解説します。

「防犯対策もしたいし、ついでに断熱リフォームもしたい」という方は必見の内容ですので、ぜひ最後までご参考にしてみてください。

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侵入被害の約4割は「窓」から!

画像引用元:住まいる防犯110番|警察庁

警察庁の「住まいる防犯110番」によると、戸建住宅における侵入窃盗で最も多い侵入経路「窓」(35.8%)です。

特に1階部分や道路から死角になっている窓は、侵入者にとって格好の標的です。

玄関などの出入り口(23.4%)よりも高く、空き巣がもっとも狙いやすいポイントとなっています。

参考:住まいる防犯110番|警察庁

また、無施錠の窓や古い引き違い窓はロックの構造が単純で、工具を使わずに開けられてしまうケースも多いようです。

築年数の古い住宅ほど窓ガラスの強度や錠前の防犯性能が弱くなっているケースが多く、犯罪者にとって“短時間で侵入できる家”と見なされてしまいます。

防犯の第一歩は、こうした“狙われやすい窓”の見直しから始まります。

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防犯性能の高い窓ってどんなもの?

空き巣対策では「いかに侵入に時間がかかるか」が重要です。侵入に5分以上かかると、約7割の犯人が諦めるというデータもあります。

ここでは、防犯性能を高めるための4つの窓対策をご紹介します。

1. 防犯ガラス(合わせガラス)

防犯ガラスは、2枚のガラスの間に強靭な中間膜を挟んだ「合わせガラス構造」になっています。

ハンマーなどで叩いても簡単には貫通せず、侵入に時間がかかるため防犯性が高いのが特徴です。

特に面格子のない掃き出し窓や、1階部分におすすめです。

2. 補助錠の取り付け

多くの住宅に使われている「クレセント錠」だけでは、こじ開けやサムターン回しといった手口に対して無力なことがあります。

そのような場合は補助錠(サブロック)を追加で取り付けることで、窓を開ける手間を増やし、空き巣に「この家は手ごわい」と思わせることができます。

3. 内窓(二重窓)による対策

二重ロック化で手間をかけさせ、侵入をあきらめさせる内窓を設置することで窓が二重になり、1カ所開けるだけでは侵入できなくなります。

これにより物理的なハードルが増し、防音・断熱だけでなく防犯効果も得られます。

特に小さなお子様や高齢者のいる家庭では、防犯と快適性を両立できる選択肢として人気です。

4. 窓シャッターの設置

窓シャッターを設けることで、物理的なバリアを築けるだけでなく、外から見える抑止効果も高まります。

空き巣は「手間のかかる家」を嫌うため、視覚的に警戒されやすい家づくりが重要です。

加えて、台風や強風など災害時の備えにもなるため一石二鳥です。

防犯×断熱の両立も可能!「防犯断熱ガラス」とは

防犯対策を強化したい。でも冬の寒さや夏の暑さもなんとかしたい。そんなニーズに応えるのが、「防犯断熱ガラス」です。

防犯断熱ガラスの特徴

このガラスは、防犯合わせガラスとLow-E複層ガラスを組み合わせた高性能タイプのガラスです。

2枚のガラスの間に特殊な中間膜を挟むことで衝撃に強く、割れにくくなっており、空き巣などの侵入を防ぎます。

画像引用元:防犯性の高いガラス | かしこいガラス選び | YKK AP株式会社

さらに、Low-E金属膜を採用した複層構造によって、断熱性もキープ。夏は日射熱を遮り、冬は室内の暖気を逃さないため、冷暖房の効率もアップします。

つまり、防犯と断熱という相反しがちな性能を、1枚でまるごと実現できるのが最大の魅力です。

結露も起きにくく、快適で安全な住まいづくりにぴったりの選択肢といえるでしょう。

【参考:防犯ガラスとその他の防犯性・断熱性の比較表】

工法・製品防犯性断熱性補助金対象
防犯ガラス◎(条件付き)
内窓(二重窓)◎(性能次第)
窓シャッター×(現在対象外)
補助錠の後付け××

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補助金の対象にも!東京都の最新制度を解説

防犯性と断熱性を両立した窓リフォームは、今なら補助金の活用でお得に実現できます。

特に東京都では、防犯断熱ガラスの設置が補助対象に追加され、注目を集めています。

「既存住宅における省エネ改修促進事業」とは

東京都が実施する「既存住宅における省エネ改修促進事業」は、既存住宅の省エネ性能向上を目的とした補助金制度です。

通常の高断熱ガラスに加え、防犯機能付きの高断熱ガラス、内窓の設置工事が交付対象となります。

POINT

・上限額:1戸あたり最大130万円(※年度や申請内容によって変動あり)
    ※「断熱等+防犯窓」の場合は最大325万円まで交付
・対象者:東京都内にある戸建てまたは共同住宅の所有者
・条件:登録事業者による施工/事前申請必須
名称東京都(令和7年度) 既存住宅における省エネ改修促進事業(高断熱窓・ドア・断熱材・浴槽)災害にも強く健康にも資する断熱・太陽光住宅普及拡大事業
概要省エネ性に優れ、災害にも強く、健康にも資する断熱・太陽光住宅の普及拡大を促進するため、高断熱窓・ドア・断熱材・浴槽への改修に対して補助を行う制度
補助金額・高断熱窓のリフォーム費用(内窓設置、外窓交換、ガラス交換)に対し1戸につき130万円を上限に交付
※窓のグレード、大きさによって1枚あたりの金額が異なる

・国の住宅省エネキャンペーンにおいて「断熱等+防犯窓」として登録されている防犯断熱窓へリフォームする場合は、助成単価が2.5倍にアップ。
その際の上限額は325万円/戸となる

(断熱等+防犯窓に該当する製品の検索はこちら
条件【対象者】①都内に住宅を所有する個人・法人及び管理組合②上記①と共同で申請するリース事業者
【対象工事】①都内の既存住宅において、令和7年4月1日以降に新たに設置すること※新築住宅は対象外②未使用品であること③国の二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(断熱リフォームに係わる支援事業に限る。)、先進的窓リノベ事業または子育てグリーン住宅支援事業において、補助対象となる製品として登録されている窓及びガラスを設置すること
申請期間■事前申込受付開始:令和7年5月30日から■交付申請兼実績報告:令和7年6月30日から令和11年3月30日まで
申し込み方法施主が申請を行う必要あり(電子申請も可)

事前申込をし、受取通知を受け取ってから契約・施工。
竣工後に交付申請兼実績報告を申請、交付決定兼確定額通知を受け取ったら助成金が支払われる
予算約702億円
※災害にも強く健康にも資する断熱・太陽光住宅普及拡大事業の総額
詳細URLhttps://www.tokyo-co2down.jp/subsidy/ene_reform/ene_reform_r07

この制度により、防犯と断熱の両方をカバーする製品を、より少ない自己負担で導入できます。

補助対象になるガラス・窓の種類

補助金の対象となるには、一定の性能基準を満たす製品を選ぶ必要があります。

【東京都の補助金の対象となるガラス・窓の種類の例】

・防犯合わせ複層ガラス(例:中間膜付き+Low-E複層構造)※
・高断熱仕様の内窓(複層ガラス+樹脂フレームなど)

※例:LIXIL「取替窓 リプラス+防犯合わせガラス」など。(参考:LIXIL公式サイト

製品ごとに登録状況や性能等級が異なるため、「防犯性能」および「断熱性能」の両方が基準を満たしているか、必ず事前に確認しましょう。

申請は登録事業者経由が原則

「既存住宅における省エネ改修促進事業」を利用するには、東京都に登録された事業者に依頼することが必須です。個人での申請はできません。

また、申請は工事前に事前申請が必要で、見積もり取得や製品仕様の確認が条件となっています。

補助金を無駄にしないためにも、実績のある登録事業者と相談しながら進めるのがおすすめです。

【POINT】

防犯断熱ガラスを使用した窓リノベ、および高断熱の内窓設置で窓リノベを行う場合、国補助金「先進的窓リノベ2025事業」や区独自の補助金を利用できる可能性があります。
国と東京都、区の補助金はトリプルで併用が可能なため、ぜひ積極的に活用してみましょう。
詳しくは以下の記事もご参考にしてみてください。

<関連リンク>
・【2025年最新】先進的窓リノベ補助金はいつまで?申請方法やトータルの費用相場をわかりやすく解説!
【2025年最新版】国・東京都の窓リフォーム補助金の利用条件は?補助金額や注意点をわかりやすく解説!

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防犯対策は“今”がチャンス!補助金を活用して安心の住まいに

防犯性を高める窓リフォームは、まさに今が始めどきです。

理由は明確で、補助金制度には予算上限があり、申請が殺到すれば早期に終了する可能性があるからです。

また、制度がスタートしたばかりのタイミングであれば、申請枠も比較的余裕があり、施工スケジュールも確保しやすくなります。

だからこそ、少しでも気になっているなら、まずは見積もりや相談だけでも早めに動くことが重要です。

防犯ガラスや内窓を導入すれば、窓からの侵入リスクを抑え、家族の安心感が格段にアップします。

さらに断熱効果も得られるため、冷暖房効率の向上や光熱費の節約にもつながるというメリットもあります。

補助金を上手に活用しながら、防犯も省エネも両立した住まいを、今こそ手に入れましょう。

ファミリー工房なら補助金申請もフルサポート

「補助金のこと、気になるけどよくわからない」

「対象になる製品や手続きってどうすればいいの?」

そんな不安や疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

ファミリー工房では、補助金に関するご相談から申請手続き、製品選びや工事まで、すべてを丁寧にサポートいたします。

登録事業者として、制度の最新情報もわかりやすくご案内。

現地調査やお見積もりは無料なので、まずはお気軽にお問い合わせください。

安心して進められる環境で、防犯性と快適性を高める窓リノベを一緒に検討してみませんか?ファミリー工房では無料お見積もりを承っております。

・窓の防犯対策をしたいけれど、どの方法・製品がいいかわからない
・自宅の窓の防犯リフォームで使える補助金が知りたい
・補助金の申請から受け取りまでまるっとお願いしたい

このような方は、ぜひファミリー工房へご相談ください!


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まとめ|防犯と断熱、どちらも叶う窓リノベを今こそ

侵入被害の多くが「窓」から起きている今、見落とされがちな窓の防犯対策が住まいの安心に直結します。

防犯性能の高いガラスや内窓の設置で、空き巣を寄せつけにくい環境を整えましょう。

また、窓リノベの際に断熱効果も同時に高められる製品を選べば、光熱費の削減や結露対策にもつながります。

東京都の補助金事業では、「防犯断熱ガラス」も補助対象に加わりました。しかも最大325万円まで交付されるとなれば、今がまさにリフォームの好機です。

不安や疑問は、登録事業者であるファミリー工房に相談すればすぐに解決できます。

まずは無料相談で、最適な対策を見つけてみませんか?

スタッフ一同、皆様からのご相談を心よりお待ちしております。

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監修者
大久保 洋司
株式会社ファミリーDesign

Director

約30年と経験豊富な建築士です。
細かいことから大きなことまで、お客様の視点に立った提案をします。
気軽にご相談ください。よろしくお願いします。

【保有資格】
一級建築士
監理技術者
マンションリフォームアドバイザー
既存住宅状況調査技術者
既存住宅アドバイザー

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