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【補助金情報あり】高齢者の住まいに窓リノベを!ヒートショック防止や防犯対策のすすめ

高齢者の住まいで増えている室内熱中症やヒートショック。実は“窓”の断熱性が大きく関係しています。

この記事では、断熱・防犯・省エネを叶える「窓リノベ」の効果と、利用できる補助金制度をわかりやすく紹介します。

「もともと血圧が高いので、ヒートショックが心配」

「持病があるのでできるだけ快適・健康に過ごせる家にしたい」

「子どもが巣立って夫婦ふたりだけの暮らしだけれど、防犯面が心配」

このような方はぜひご参考にしてみてください。

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目次

なぜ高齢者の家こそ「窓リノベ」が必要なのか

室内でも油断できない「熱中症」と「ヒートショック」

年齢を重ねると、暑さや寒さへの感覚が鈍くなりがちです。

夏場は熱がこもった室内で知らないうちに熱中症になってしまったり、冬場は脱衣所やトイレの急激な温度差が原因でヒートショックを引き起こすケースも少なくありません。

実は、こうした健康リスクの背景には「窓」が関係していることが多くあります。

冷暖房コストの負担も、断熱窓で軽減できる

画像引用元:「窓」で “ヒートショック” を防ぐ!? | 株式会社 日立アルミ (MADOショップ 日立店)

築年数の経った住まいでは、古いアルミサッシや1枚ガラスの窓がそのまま使われていることが多く、熱の出入りが激しくなってしまいます。

冷暖房をいくら使っても、窓からどんどん熱が逃げてしまえば、室温の安定は難しくなります。

年金暮らしなどで収入が限られるご家庭では、冷暖房費が家計の負担になることも。窓の断熱性能を高めることで、冷暖房効率がぐっと向上し、毎月の光熱費も抑えられます。

「単板ガラス」や「古いサッシ」は見直しのサイン

画像引用元:「窓」で “ヒートショック” を防ぐ!? | 株式会社 日立アルミ (MADOショップ 日立店)

今の住まいの窓、もしかするとリフォームの必要があるかもしれません。

まずはご自宅の窓が「単板ガラス」「古いアルミサッシ」になっていないか、チェックしてみてください。

窓リノベがもたらす3つの安心

住まいの「窓」を見直すことで、ご年配のご家族が安心して暮らせる環境づくりが実現します。ここでは、窓の断熱リフォームによって得られる3つの大きな安心をご紹介します。

1. ヒートショック・室内熱中症の予防

寒暖差による身体への負担は、ご年配の方ほど深刻になりがちです。

冬場、暖かいリビングから寒い脱衣所や浴室へ移動する際の急激な温度変化は、血圧の乱高下を引き起こし、ヒートショックの原因に。

また、夏は室内でも熱中症になるリスクがあります。

断熱性能の高い窓に変えれば室内の温度変化をやわらげ、身体への負担を減らせます。

2. 防犯性能の向上

空き巣や不審者は、侵入に手間がかかる家を避ける傾向があります。特に古い窓や無施錠の引き違い窓は、狙われやすいポイントです。

窓をリフォームして防犯ガラスや内窓を設置することで、侵入にかかる時間を稼ぎ、抑止効果を高めることができます。

見た目にも「しっかり対策している家」という印象を与えられ、防犯面での安心感が高まります。

3. 光熱費の削減と快適な室温

窓の断熱性を高めると冷暖房が効きやすくなり、設定温度を必要以上に上げ下げせずに済むようになります。

その結果、冷暖房の使用頻度が抑えられ、月々の光熱費も節約につながります。

室温が安定するようになれば、夏も冬も快適に過ごせる空間へと変わり、ご年配のご家族にとっても安心できる住まいになります。

どんな窓リノベが効果的?おすすめの工法と特徴</h2>

窓リノベにはいくつかの方法がありますが、それぞれ特徴や得られる効果が異なります。

工法特徴メリット向いているケース費用相場(1箇所あたり)
内窓(二重窓)設置既存窓の内側に樹脂製の窓を新設・断熱・防音・防犯に効果あり・短時間施工可・寒さ対策を強化したい・費用を抑えたい方約3万~14万円
ガラス交換既存のサッシはそのままに、ガラスのみ高性能に交換・費用が比較的安価・外観を変えずに断熱性アップ・築浅住宅やサッシがまだ使える住まい約2万~5万円(1㎡あたり)
外窓交換(カバー工法)窓枠ごと高断熱サッシに交換(壁は壊さない)・断熱・気密性が高い・見た目も一新できる・築年数が古い住宅・サッシが劣化している約10万~50万円

※費用相場は一般的な相場であり、使用する製品、施工業者によっても異なります。詳細は業者に見積もりを取り、ご確認されることをお勧めします。

ご年配のご家族の暮らしを快適にするためには、住まいの状態に合った工法を選ぶことが大切です。

内窓(二重窓)の設置

今ある窓の内側にもう1枚、樹脂製の窓を取り付ける「内窓設置」は、断熱・防音・防犯の3つの効果が一度に得られる人気の工法です。

特に冬の寒さが気になる脱衣所や、寝室などにおすすめ。

外気との接触が減ることで冷暖房の効きもよくなり、静かで安心できる室内空間になります。

工事は半日ほどで完了するケースが多く、住みながらの施工も可能です。

ガラス交換(Low-E複層ガラス)

窓枠(サッシ)はそのまま活かし、ガラスだけを高性能なものに交換する方法です。

Low-E複層ガラスとは、特殊な金属膜をコーティングしたガラスのことで、断熱性に優れ、夏の暑さ・冬の寒さを効果的にカットします。

外観を変えずに断熱効果を高めたい場合にぴったりで、費用も比較的抑えやすいのが魅力です。

外窓交換(カバー工法)

古くなった窓枠ごと一新する方法「外窓交換(カバー工法)」です。断熱性・気密性ともに高く、まるで新築のような快適さを得られます。

築年数が経過しているお住まいや、サッシの劣化が進んでいる場合には、外窓交換が最適な選択肢といえるでしょう。

なお、外窓交換には「はつり工法」という手法もあります。これは壁を壊して窓枠ごと入れ替える工法で、断熱効果を高めやすい反面、工期や費用がかかるというデメリットもあります。
近年は手軽に施工ができるカバー工法が人気です。
壁を壊さず施工ができるため、戸建てはもちろん分譲マンションでも採用できる工法となっています。

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補助金を使ってお得にリフォームしよう

窓の断熱リフォームは決して安い買い物ではありませんが、国や自治体の補助金を活用すれば、費用負担を大きく抑えることが可能です。

2025年度は「先進的窓リノベ2025事業」や「子育てグリーン住宅支援事業」など、ご高齢世帯にも利用できる制度が整っています。

内容や条件をしっかり把握し、上手に制度を使って賢くリフォームを進めましょう。

補助金制度名対象となる工事補助金額・上限対象者・条件備考
先進的窓リノベ2025事業内窓設置、外窓交換、ガラス交換、ドア交換最大200万円/戸登録事業者と契約し、既存住宅の所有者等が工事を行う補助金の申請は登録事業者が行う。申請額が5万円以上であることが必要。
子育てグリーン住宅支援事業断熱改修(窓・ドア)、バリアフリー改修など最大40〜60万円/戸(工事内容により異なる)自宅として住宅を所有し、居住している個人やその家族等・補助金の申請は登録事業者が行う。申請額が5万円以上であることが必要。
・窓の断熱改修のみの場合は対象外、窓+躯体の断熱リフォーム+エコ住宅設備の設置のいずれか2つ以上のリフォームを行なった場合のみ適用対象となる
・窓の断熱リフォームのみの場合は「先進的窓リノベ」を利用したほうが補助額が大きい
東京都 既存住宅における省エネ改修促進事業高断熱窓・ドア、断熱材、浴槽の改修上限130万円/戸(条件により最大325万円)都内に住宅を所有する個人・法人及び管理組合等防犯性能を有する高断熱窓を設置した場合、助成単価・上限額が2.5倍に増額される。

先進的窓リノベ2025事業

画像引用元:先進的窓リノベ2025事業|公式サイト

窓の断熱性能を高めるリフォームを支援する国の補助金制度です。

内窓の設置や外窓交換、ガラス交換などが対象で、最大200万円までの補助が受けられる可能性があります。

登録事業者による申請が必要で、予算がなくなり次第終了となるため、早めに申し込まれることをおすすめします。

【先進的窓リノベ2025事業の概要】

・対象工事:内窓設置、外窓交換(カバー工法・はつり工法)、ガラス交換、ドア交換など
・補助額:工事内容に応じて定める額(補助率1/2相当)、最大200万円/戸
・申請方法:登録事業者を通じて申請
・対象工事の着手期間:2024年11月22日以降に着手したもの
・交付申請期間:申請受付開始~予算上限に達するまで(遅くとも2025年11月14日まで)
・詳細情報:先進的窓リノベ2025事業公式サイト

【先進的窓リノベ2025事業の詳細】

補助金上限額リフォーム工事内容に応じて定める額(補助率1/2相当)200万円/戸
申請方法事業者登録を行ったリフォーム業者等が申請
補助対象工事対象製品を用いた
・ガラス交換・内窓設置・外窓交換(カバー工法、はつり工法)・ドア交換(カバー工法、はつり工法)
対象工事の着手期間2024年11月22日以降に対象工事に着手したもの
交付申請の予約申請受付開始~予算上限に達するまで(遅くとも2025年11月14日まで)
交付申請期間申請受付開始~予算上限に達するまで(遅くとも2024年12月31日まで)
リフォーム(一括)申請の受付開始2025年5月30日
リフォーム(一括)ワンストップ申請の受付開始2025年5月30日
詳細(公式URL)https://window-renovation2025.env.go.jp/

子育てグリーン住宅支援事業(高齢世帯も対象)

画像引用元:子育てグリーン住宅支援事業|公式サイト

子育てグリーン住宅支援事業は家庭の省エネ改修を支援する補助金制度で、リフォームについてはご高齢のご家族がいる世帯も対象となります。

断熱リフォームに加えて、バリアフリーや省エネ設備の設置などを組み合わせれば、最大60万円の補助が受けられます。

必須工事の条件や対象製品を満たす必要があるため、事前に内容をしっかり確認しておきましょう。

ちなみに、窓の断熱リフォームのみの場合は「先進的窓リノベ2025事業」を利用したほうが補助額が大きくなります(最大200万円)。

一方、窓リフォームとその他のリフォーム工事を実施する場合は、先進的窓リノベ2025事業と子育てグリーン住宅支援事業の両方を利用できる可能性があります。

(例:「窓とバリアフリー改修」「窓+エコ住宅設備の設置+空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置」など)

最大限おトクに補助金を活用したい!という方は、遠慮せず施工業者に相談されることをおすすめします。

補助対象者戸建、共同(集合)住宅によらず、既存住宅に下表の省エネ改修や子育て対応改修等を行うリフォーム工事
申請方法事業者登録を行ったリフォーム業者等が申請
補助金上限額リフォーム工事内容に応じて定める額

・Sタイプ(必須工事①〜③すべてを実施):上限60万円/戸
・Aタイプ(必須工事①〜③のうち2つを実施):上限40万円/戸
申請方法事業者登録を行ったリフォーム業者等が申請
対象となるリフォーム工事【必須工事】※少なくとも2つ実施が必須
 ①開口部の断熱改修
 ②躯体の断熱改修
 ③エコ住宅設備の設置


【任意工事】
 ④子育て対応改修
 ⑤防災性向上改修
 ⑥バリアフリー改修
 ⑦空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置
 ⑧リフォーム瑕疵保険等への加入

※1申請あたり対象となるリフォーム工事カテゴリー(①~⑧)の合計補助額が5万円未満の場合は、補助対象にならない
対象工事の着手期間2024年11月22日以降に着手したもの
交付申請の予約申請開始~予算上限に達するまで
(遅くとも2025年11月14日まで)
交付申請期間申請開始~予算上限に達するまで
(遅くとも2025年12月31日まで)
詳細(公式URL)https://kosodate-green.mlit.go.jp/

東京都などの自治体補助も併用可能

画像引用元:(令和7年度) 既存住宅における省エネ改修促進事業(高断熱窓・ドア・断熱材・浴槽)災害にも強く健康にも資する断熱・太陽光住宅普及拡大事業

東京都をはじめ、区などの各自治体でも独自の補助金制度を実施しています。中には国の制度と併用できるケースもあり、よりお得にリフォームできる可能性があります。

補助内容や条件は自治体ごとに異なるため、お住まいの地域の最新情報を確認しておきましょう。

東京都「既存住宅における省エネ改修促進事業」について

東京都にお住まいで窓リノベをされる場合は、「令和7年度 既存住宅における省エネ改修促進事業(高断熱窓・ドア・断熱材・浴槽)」が利用できる可能性があります。

POINT

・上限額:1戸あたり最大130万円(※年度や申請内容によって変動あり)
    ※「断熱等+防犯窓」の場合は最大325万円まで交付
・対象者:東京都内にある戸建てまたは共同住宅の所有者
・条件:登録事業者による施工/事前申請必須
名称東京都(令和7年度) 既存住宅における省エネ改修促進事業(高断熱窓・ドア・断熱材・浴槽)災害にも強く健康にも資する断熱・太陽光住宅普及拡大事業
概要省エネ性に優れ、災害にも強く、健康にも資する断熱・太陽光住宅の普及拡大を促進するため、高断熱窓・ドア・断熱材・浴槽への改修に対して補助を行う制度
補助金額・高断熱窓のリフォーム費用(内窓設置、外窓交換、ガラス交換)に対し1戸につき130万円を上限に交付
※窓のグレード、大きさによって1枚あたりの金額が異なる

・国の住宅省エネキャンペーンにおいて「断熱等+防犯窓」として登録されている防犯断熱窓へリフォームする場合は、助成単価が2.5倍にアップ。
その際の上限額は325万円/戸となる

(断熱等+防犯窓に該当する製品の検索はこちら
条件【対象者】①都内に住宅を所有する個人・法人及び管理組合②上記①と共同で申請するリース事業者
【対象工事】①都内の既存住宅において、令和7年4月1日以降に新たに設置すること※新築住宅は対象外②未使用品であること③国の二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(断熱リフォームに係わる支援事業に限る。)、先進的窓リノベ事業または子育てグリーン住宅支援事業において、補助対象となる製品として登録されている窓及びガラスを設置すること
申請期間■事前申込受付開始:令和7年5月30日から■交付申請兼実績報告:令和7年6月30日から令和11年3月30日まで
申し込み方法施主が申請を行う必要あり(電子申請も可)

事前申込をし、受取通知を受け取ってから契約・施工。
竣工後に交付申請兼実績報告を申請、交付決定兼確定額通知を受け取ったら助成金が支払われる
予算約702億円
※災害にも強く健康にも資する断熱・太陽光住宅普及拡大事業の総額
詳細URLhttps://www.tokyo-co2down.jp/subsidy/ene_reform/ene_reform_r07

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区によっては独自の窓リノベ補助金あり!

お住まいの区によっては、区独自の補助金制度を利用できる場合があります。

区の補助金は国や都の補助金と併用可能なため、トリプルで活用すれば、費用負担を減らしやすくなります。

【区の窓リノベ補助金一覧】

【足立区】令和7年度足立区省エネリフォーム補助金
【荒川区】令和7年度新エコ助成事業
【葛飾区】令和7年度 《個人住宅用》かつしかエコ助成金
【東京都北区】再生可能エネルギー及び省エネルギー機器等導入助成(令和7年度)
【江東区】(個人住宅用・集合住宅用)地球温暖化防止設備導入助成
【墨田区】地球温暖化防止設備導入助成制度 
【台東区】住宅向けエコ助成制度
【豊島区】豊島区エコ住宅普及促進費用助成金(個人住宅向け)
【練馬区】【令和7年度】練馬区カーボンニュートラル化設備設置等補助金
【文京区】令和7年度 文京区新エネルギー・省エネルギー設備設置費助成

※補助金には各自治体で予算上限があります。申し込みが殺到した場合、早期終了する可能性もありますので、常に最新の情報をご確認されることをお勧めいたします。

【▽区の窓リノベ補助金についての情報はこちらもご参考に!】

【2025年最新版】国・東京都の窓リフォーム補助金の利用条件は?補助金額や注意点をわかりやすく解説!

3つの補助金を併用すれば、よりおトクに窓リノベが可能!

たとえば、足立区にお住まいの方が3つの補助金を利用した場合

・国の「先進的窓リノベ2025補助金」で最大200万円
・東京都の「既存住宅における省エネ改修促進事業」で最大130万円
・足立区の「足立区省エネリフォーム補助金」で最大5万円

3つを併用することで、最大で合計335万円まで(※)補助が受けられます。

断熱性能の高い窓にリフォームしたい場合は、費用もかさみがちです。こうした補助金をあ最大限活用し、おトクに窓リノベを済ませてしまいましょう。

そのためには、信頼できる窓リフォーム業者へ相談することが大切です。

※国や東京都の補助金額は、使用する製品のグレードにより決定されます。上記はあくまでも上限まで利用した場合の想定のため、実際の補助金決定額と異なる場合がございます。

ファミリー工房では、国・都・区の補助金制度に精通したスタッフが多数在籍しております。補助金の申請実績も豊富にあり、ワンストップで申請をお任せいただけます。
「補助金を最大限活用したい」という方は、ぜひファミリー工房までご相談ください。
→無料お見積もり&ご相談はこちら

費用相場は?窓リノベの目安価格

窓リノベの費用は、工法や製品の仕様、窓のサイズによって異なりますが、以下が一般的な目安です。

工法主な特徴費用相場(1か所)補助金適用後の目安負担額
内窓設置断熱・防音・防犯に効果/人気工法約10万円約3〜5万円
ガラス交換既存サッシ活用/Low-E複層ガラス使用約5〜10万円約3〜7万円
外窓交換サッシごと刷新/断熱・気密性が高い約15〜20万円約10万円〜

内窓設置(インナーサッシ)

内窓設置のリフォーム費用は、1か所あたり10万円前後が一般的です。

断熱・防音・防犯の効果が得られ、もっとも人気の工法です。

補助金を活用すれば、1か所あたり実質3〜5万円程度に抑えられる場合もあります。

ガラス交換(Low-E複層ガラス)

既存のサッシを活かしてガラスのみを交換する方法で、1か所あたり5〜10万円前後が目安。

補助金適用後の実質負担は1か所あたり3〜7万円程度となることが多いです。

外窓交換(カバー工法)

サッシごと交換するため、費用は1か所15万円〜20万円以上が目安になります。

補助金を最大限活用できれば、1か所あたり10万円程度に抑えられるケースもあります。

窓リノベ(断熱リフォーム)の費用シミュレーション

光熱費の節約や住まいの快適性アップが期待できる「窓リノベ」ですが、実際にどのくらいの費用がかかるのか気になる方も多いはず。

ここでは、代表的なリフォームケース別に、おおよその工事費用と補助金適用後の実質負担額をシミュレーション形式でわかりやすくご紹介します。

費用感をつかんで、賢くリフォームを進める参考にしてください。

【工事内容と負担額の例】

工事内容総費用の目安補助金額の目安実質負担額の目安
①掃き出し窓1箇所+腰高窓2箇所をカバー工法でリフォーム45〜60万円約20万円25〜40万円
②一戸建て住宅(10〜15窓)をLow-E複層ガラスへ交換50〜100万円約30〜50万円20〜70万円
③寝室の腰高窓1箇所に内窓を設置約10万円約1.5〜2万円約8〜8.5万円

※2024年度の実績・2025年版の案内資料に準じた代表的な補助額(戸建住宅・Sグレード想定)で試算

①リビングの掃き出し窓+寝室2箇所をカバー工法でリフォームした場合

 一般的な掃き出し窓1箇所と腰高窓2箇所をカバー工法で断熱リフォームするケースでは、総費用は約45〜60万円程度かかります。

しかし、「先進的窓リノベ2025事業」によって最大20万円前後の補助を受けられるため、実質負担額は約25〜40万円に抑えられます。

②一戸建て住宅の全窓(10〜15箇所)をガラス交換した場合

 家全体の窓をLow-E複層ガラスに交換する場合、費用はおおむね50〜100万円が目安です。

補助金の交付額は断熱性能や窓サイズに応じて異なりますが、30〜50万円程度の補助が受けられるケースが多く、実質負担額は20〜70万円程度となります。

③寝室の腰高窓1箇所に内窓を設置した場合

小規模な工事である内窓設置(1窓)なら、費用は約10万円前後が一般的です。

この場合でも、窓サイズや性能によって1.5〜2万円程度の補助が期待できるため、自己負担額は約8〜8.5万円に収まる見込みです。

補助金申請は登録事業者に依頼を

省エネリフォームの補助金制度は、「登録された事業者」が申請手続きを行うのが基本ルールです。多くの制度では、一般の方が個人で申請することはできません。

そのため補助金を利用したい場合は、製品選びや見積もりの段階から登録事業者に相談することが重要です。

制度の条件に合わない製品や工事内容を選んでしまうと、せっかくの補助金が適用されない可能性もあります。

スムーズに補助を受けるためにも、早い段階で信頼できる登録事業者に相談し、工事計画を立てておくのがおすすめです。

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ファミリー工房なら相談から申請まで安心

ファミリー工房は、国の補助金制度に対応した「登録事業者」です。

先進的窓リノベ2025事業や各自治体の補助制度にも精通しており、製品の選定から申請手続き、施工まで一貫してサポートしています。

現地調査や見積もりは無料で実施しているため、初めての方でも安心してご相談いただけます。ご高齢のご家族が住む住宅の断熱リフォームやバリアフリー改修の実績も豊富にあり、丁寧かつわかりやすいご案内を心がけています。

補助金を活用して、快適で安心できる住まいを実現したい方は、ぜひファミリー工房へご相談ください。

まとめ|高齢者の健康と安心を守るなら、窓リノベが最適

ご年配のご家族が安心して過ごせる住まいを整えるためには、「室温環境の見直し」が欠かせません。

特に冬場のヒートショックや夏の室内熱中症といったリスクは、窓の断熱性能によって大きく左右されます。

今なら、先進的窓リノベ2025事業や子育てグリーン住宅支援事業など、補助金制度も充実しています。これらをうまく活用すれば、コストを抑えながら安全で快適な住まいへの第一歩を踏み出せます。

補助金を活用して断熱リフォームをお得に行うには、まずプロに相談することが先決です。今の窓の状態やリフォームの必要性をしっかり確認して早めに対策を行えば、ご家族の健康と安心につながります。

「高齢夫婦暮らしだから、健康に過ごせる家にしたい」

「高齢の父・母が過ごす家をリフォームしてあげたい」

「安全で快適に暮らせる家にしたい」

このような方は、ぜひファミリー工房へご相談ください!

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監修者
大久保 洋司
株式会社ファミリーDesign

Director

約30年と経験豊富な建築士です。
細かいことから大きなことまで、お客様の視点に立った提案をします。
気軽にご相談ください。よろしくお願いします。

【保有資格】
一級建築士
監理技術者
マンションリフォームアドバイザー
既存住宅状況調査技術者
既存住宅アドバイザー

ファミリー工房

〒120-0001 東京都足立区大谷田 4-1-20 1F

JR線・東京メトロ千代田線「北綾瀬駅」下車 徒歩7分

営業時間

10:00~18:00 / 定休:毎週日・月

※夏期休暇、年末年始休暇、ゴールデンウィークを除く