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リフォーム ・リノベーション[仕上げ・クロス工事]

こんにちわ!ファミリー工房の工事部で直接現場を指揮・管理を務めている伊藤です。
今回は内装の仕上げの工事についてお話させていただきます。基本的にポピュラーな仕上げとして、クロス仕上げ、塗装仕上げという工事があります。またクロスでも複数種類がございまして、最近では高機能・多機能など高い人気がございます。種類としては

❶量産タイプクロス(凡用品)
比較的多く出回るのがこちらで、コストが安く最近では種類が増えましたが、飽きのこないデザインでそれなりに凹凸があるので下地を拾いづらい貼りやすいなどのメリットがあります。ただ素材が紙でできておりますので、物や何かを引っ掛けるとすぐに擦れやキズなどつきやすいものになります。特に機能的なものも備わっておりません。

❷一般クロス
こちらはビニールクロスと言って、商業施設などデザイン性が高い仕様や、住宅でも消臭性能が備わっているものや、お部屋の一部にアクセントをつけたい場所に多く使用されております。若干コストはかかります。材にもよりますが破れづらく汚れなどもつきづらいのでお手入れしやすく、色々種類がございますので楽しみも広がるおススメの商材です。ただ、こちらはリフォームにはあまり向いてません。なぜかというと基本的にリフォームの際は元々貼ってあったクロスを剥がして、貼ってとなりますよね?その際元々のボードの面が以前のクロスの下紙の影響を受け、凸凹や不陸がついたりしてしまうからです。新規のボードに貼る時はさほど問題はでませんが、下地に影響を受けやすい厚みが薄いものが多いのでご理解とご説明後に一般ユーザー様に了承いただいております。

❸高級クロス
こちらはほとんどがデザイン性・高機能が備わっており、ひろく社交場や飲食関係・宿泊施設などでの使用頻度が高いものが多いです。コストも高く中にはリピートといって必要以上に材を用意しないと柄と柄が目違いを起こしてしまったりするものもございます。こちらも貼るに際して手間がかかる材になります。こだわりぬいた空間を設営する際には最適です。

❹リフォーム用クロス
こちらは文字通りリフォームに最適な材になります。先程説明した凹凸や不陸が厚みがあるので出づらく、デザインやカラーバリエーション等も比較的多く選定ができ、マンションや戸建の改修工事向きです。私もリフォーム・リノベーションの際にはこちらをオススメ致します。コスト面でもすぐれてますので貼りやすかったりもします。

今回はクロスをご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。あまりお目にかかれない方だとこんなに種類があるのか!と、思う方もいらっしゃいますが、このほかにも輸入物ですとかオリジナルですとかまだまだございますので、今後もブログなどでご紹介させていただきます。

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