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外壁コーキングとは?役割と補修方法から費用相場まで紹介

外壁をコーキングする様子

風雨にさらされ、直射日光を日々浴び続けている住まい。建てたばかりの時は、美しかった外壁も月日とともに、ひび割れが生じたり劣化してしまうのは避けられません。
日本は地震が多いので、その影響もあります。そこで、住まいの美しさと機能を守るためには、定期的に外壁コーキングを行うことが大切です。このコラムでは、外壁コーキングの役割から寿命、必要な補修のサイン、さまざまなコーキング材の種類と特徴、そして補修方法と費用相場までを詳しく解説します。外壁コーキングに関する基礎知識を身に付けて、大切な住まいを守りましょう。

外壁コーキングとは?

外壁をコーキングする様子

コーキングは外壁の隙間を埋めるために使用される充填材のことを指します。雨水の侵入を防ぎ、建物の防水性や気密性を向上させる重要な役割を果たします。また、地震などの突発的な振動に対しても、衝撃を分散し破損やひび割れを防ぐ役割があります。シーリングとも呼ばれており、コーキングとシーリングは基本的に同じものとして扱われます。
外壁コーキングは、建物の美観と機能性を保つために不可欠な工程です。特に外壁においては、サイディングボードや窓枠の隙間を埋める役割を果たし、雨水の侵入を防ぐ重要な機能を担っています。

外壁コーキングの目的には、建物を水漏れや虫害から守ることもあります。また、断熱や防音の効果もあり、住まいの快適性を高めます。さらに、外壁のコーキングは建物の外観を整える役割も果たし、美観を保つ上で欠かせない要素となっています。

このように、外壁コーキングは単に隙間を埋めるだけでなく、建物を保護し、住み心地を良くするために重要な役割を果たしています。次のセクションでは、外壁コーキングの寿命と、補修が必要になる症状について詳しく見ていきましょう。

外壁コーキングの寿命と補修が必要になる症状

外壁コーキングの補修が必要な壁のイメージ

 外壁コーキングの寿命

外壁コーキングの寿命は、一般的に約5年から10年とされています。しかし、使用されるコーキング材の種類や建物の立地条件、気象条件によっても異なります。例えば、直射日光や強風、雨などの厳しい環境にさらされる場所では、コーキング材の劣化が早まることがあります。定期的な点検と適切なメンテナンスが、コーキングの寿命を延ばす鍵となります。

補修が必要になる症状

コーキングの補修や交換が必要になる主なサインには以下のようなものがあります。

肉やせ:コーキング材が痩せてきて、その厚みが薄くなる現象です。これは材料の老化や劣化の兆候であり、水の侵入を許すリスクが高まります。

ひび割れ:コーキング材にひびが入ることで、防水機能が低下します。ひび割れは、材料の収縮や建物の動きによって生じることが多いです。

剥がれ:コーキング材が壁から剥がれ落ちる現象で、これが起こると雨水の侵入を完全に防ぐことができなくなります。

これらの症状が見られた場合、早急な補修や交換が必要です。放置すると、建物内部への水の侵入や構造的な問題を引き起こす可能性があります。定期的な点検と早めの対応が、建物を長持ちさせる秘訣です。

外壁コーキングの寿命と補修が必要になる症状を理解することは、建物のメンテナンス計画を立てる上で非常に重要です。次のセクションでは、外壁コーキング材の種類と特徴について詳しく見ていきましょう。

外壁コーキング材の種類と特徴

外壁コーキングの補修が必要な壁のイメージ

外壁コーキングに使用される材料は多岐にわたり、それぞれに独自の特徴があります。適切なコーキング材を選ぶことは、外壁の保護とメンテナンスの効果を最大化する上で重要です。主なコーキング材の種類と特徴を見ていきましょう。

変成シリコン系:耐久性と耐候性に優れ、幅広い温度範囲での使用が可能です。特に、紫外線や気象条件の厳しい環境に適しています。価格はやや高めですが、長期間の使用に耐えるため、コストパフォーマンスは高いと言えます。

ウレタン系:弾力性に富み、建物の動きに追従しやすい特性があります。また、密着性が高く、多くの建材に適用可能です。耐久性は変成シリコン系に劣りますが、コスト面での利点があります。

アクリル系:水性で環境に優しく、塗装後の上塗りが可能な点が特徴です。しかし、耐久性や耐候性は他の種類に比べて劣るため、屋内や目立たない部分への使用が適しています。

シリコン系:耐熱性、耐寒性に優れ、一般的な住宅用途に広く使用されています。しかし、塗装の上からの使用は適しておらず、塗装前の施工が必要です。

これらのコーキング材は、それぞれに適した用途があります。建物の状況や環境に応じて最適な材料を選ぶことが、長期的な建物保護につながります。次のセクションでは、外壁コーキングの補修方法と費用相場について詳しく見ていきましょう。

外壁コーキングの補修方法と費用相場

外壁のコーキングを補修する様子

外壁コーキングの補修は、建物の保護と美観を維持するために重要です。補修方法は主に「増し打ち」と「打ち替え」の2種類があり、それぞれに特徴と適した状況があります。また、費用相場も異なるため、適切な方法を選ぶことが重要です。

 増し打ち

増し打ちは、既存のコーキング材の上から新しいコーキング材を充填する方法です。この方法の利点は、比較的簡単であり、時間とコストを節約できることです。特に、劣化が軽度である場合や、予算が限られている場合に適しています。費用相場は、500円から900円/m程度となっています。しかし、下地の状態が悪い場合や、既存のコーキング材が大きく劣化している場合には適していません。

打ち替え

打ち替えは、既存のコーキング材をすべて取り除き、新たなコーキング材を充填する方法です。この方法は、コーキング材の完全な更新が可能で、長期的な効果が期待できます。特に、劣化が進んでいる場合や、より長期間の耐久性を求める場合に適しています。費用相場は、900円から1,200円/m程度となりますが、より高品質な材料を使用する場合はこれを上回ることもあります。

コーキングの補修方法と費用を理解することは、建物のメンテナンス計画を立てる上で非常に重要です。適切な時期に適切な方法で補修を行うことで、建物を長持ちさせ、快適な住環境を保つことができます。コーキングの劣化は、外壁の防水性を低下させる原因となり、雨漏りや結露のリスクを高めます。また、外壁の見た目にも影響を与え、建物の価値を下げる可能性があります。コーキングの劣化を防ぐためには、定期的なメンテナンスが必要です。コーキングの施工には、専門的な知識と技術が必要です。自分で行うDIYにはリスクが伴うため、専門業者に依頼されることをおすすめします。専門業者は、適切な材料の選定や施工方法を熟知しているため、長期的な効果を期待できます。

まとめ

外壁コーキングは、建物の保護と美観を維持するために欠かせないメンテナンスです。コーキングは隙間を埋めることで水漏れや虫害を防ぎ、断熱や防音効果も高めてくれます。一般的にコーキングの寿命は5~10年で、肉やせ、ひび割れ、剥がれなどの症状が見られたら補修が必要です。変成シリコン系、ウレタン系、アクリル系、シリコン系など、様々な種類のコーキング材があり、それぞれ特徴が異なります。補修方法には「増し打ち」と「打ち替え」があり、状況に応じて選ぶことが大切です。

コーキングの費用や詳細については、リフォーム、リノベーションの実績が豊富なファミリーグループにご相談ください。専門の知識を持つプロフェッショナルが、あなたの建物に最適なコーキングの提案を行います。

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