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【2023年度版】給湯器のリフォームに使える補助金ガイド!申請方法や受給条件を解説

キッチンで洗い物をしている様子

「最近、給湯器の調子が悪い」「光熱費が高い」と給湯器のリフォームを考えている方へ朗報です。補助金制度を活用できれば、リフォームの費用負担を大幅に軽減できる可能性があります!

給湯器は多くのエネルギーを使うため、それを新しいものに替えると家庭の電気代を減らすことができます。環境保護の観点からも有効な対策のため、国や地方自治体はこのような取り組みを推進しています。補助金を最大限に活用するためには、適用条件や申請のポイントを把握することが重要です。本コラムでは、これらの要点をわかりやすく解説します。

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給湯器のリフォームに活用可能な補助金制度

給湯器のリフォームに活用可能な補助金制度のイメージ画像

住宅のリフォームでは、さまざまな補助金制度が用意されています。その中には、給湯器のリフォームも対象となる補助金制度もあります。補助金制度を活用することで、給湯器リフォームの負担を大幅に軽減できる可能性があります。活用できる補助金制度があるか確認してください。

給湯省エネ事業

給湯省エネ事業は、家庭でのエネルギー消費の大部分を占める給湯器に注目し、効率の高い給湯器の導入を促進し、「2030年度のエネルギー供給需給の見込み」の目標達成を目指すための事業です。 た

補助対象:戸建、共同住宅等に寄らず、新築注文住宅、新築分譲住宅、既存住宅(リフォーム)

こどもエコすまい支援事業

こどもエコすまい支援事業は、子育て世帯や若者夫婦世帯を対象に、省エネ投資の支援を行う補助金です。ただし、2023年9月28日をもって予算上限に達したため、現在は受付を終了しています。来年度も同様の支援事業が計画される可能性があるので、最新情報をチェックしましょう。

補助対象:子育て世帯や若者夫婦世帯を主な対象としています。 高効率の給湯器(エコキュート、エコジョーズ、エコフィール、ハイブリッド給湯器など)の導入をも対象に含まれます。

長期優良住宅化リフォーム推進事業

長期優良住宅化リフォーム推進事業は、既存住宅の長寿命化や省エネ化等に資する性能向上リフォームや子育て世帯向け改修等に対する支援です。リフォーム後の住宅が一定の性能基準を満たすことを条件に、リフォーム費用の一部を補助します。

補助対象:既存住宅の長寿命化や省エネ化等に資する性能向上リフォームや子育て世帯向け改修等のリフォームプロジェクトが対象です。補助金は、リフォーム後の住宅が一定の性能基準を満たす場合に提供されます。特に、省エネルギー対策の評価基準に適合する給湯器の導入が補助の対象となります。

補助金制度補助金額申請期間
給湯省エネ事業ハイブリッド給湯器・ヒートポンプ給湯器: 5万円/台 家庭用燃料電池: 15万円/台2023年3月31日~予算上限に達するまで (遅くとも2023年12月31日まで)
こどもエコすまい支援事業27,000円/戸2023年12月31日 ※受付終了
長期優良住宅化リフォーム推進事業リフォーム費用の3分の1 (最大200万円)2023年11月30日まで

各自治体による補助金制度

各自治体でも独自の補助金制度が設けられており、地域や制度によって補助内容が異なります。ぜひ、お住まいの自治体で補助制度があるか確認してください。代表例として、東京都の『東京ゼロエミポイント』を紹介します。

東京ゼロエミポイント
「東京ゼロエミポイント」は、東京都が実施している補助金制度で、都内に住む人々を対象にしています。この制度では、エネルギー効率の高い家電製品への更新・取替えを行った個人に、東京ゼロエミポイントが授与されます。そして、そのポイント数に基づき、商品券やLEDの割引券が提供される事業です。 高効率給湯器(エコキュート、エコジョーズ、エコフィール、ハイブリッド給湯)も補助の対象となります。 東京ゼロエミポイントは、ポイント数に応じた商品券とLED割引券に交換できます。(1ポイント=1円換算)

補助金額
・2023年3月31日以前の購入分:10,000ポイント(LED割引券1,000円分+商品券9,000円分)
・2023年4月1日以降の購入分:12,000ポイント(LED割引券1,000円分+商品券11,000円分)

受付期間
2019年10月1日~2024年3月31日まで(予算に達したら受付終了)

詳しくは、東京ゼロエミポイントのホームページでご確認ください。

給湯器のリフォームに補助金を活用するメリット

給湯器のリフォームに活用可能な補助金制度のイメージ画像

補助金を活用することで、給湯器リフォームの経済的な負担が大幅に軽減されるだけでなく、以下のような多面的なメリットが得られます。

1. 費用負担の軽減

補助金を利用することで、品質の高い給湯器を比較的低コストで導入できます。これは、特に長期的な視点で考えると家計の節約に大きく貢献します。

2. 高品質・高効率製品の導入

通常、高コストとなる高効率給湯器の導入が容易になります。これにより、長期的なエネルギー消費の削減が期待でき、ランニングコストの節約につながります。

3. 地元経済への貢献

地元の業者がリフォーム工事を行うことが多く、補助金の活用は地域経済の活性化に貢献します。これは、地域コミュニティの強化にも繋がります。

4. 環境保護への寄与

省エネルギー製品の使用はCO2排出量の削減に寄与し、気候変動対策にも貢献します。持続可能な社会の構築において、一つ一つの家庭の取り組みが重要です。

これらのメリットは、個人や地域社会への利益だけでなく、持続可能な社会への貢献という観点からも、長期的に見れば大きな価値があります。

給湯器のリフォームに補助金を活用する際の注意点

給湯器のリフォームに補助金を活用する際の注意点のイメージ画像

補助金を受けるためには、いくつかの大切なポイントがあります。これらをしっかりと把握し、確実に補助金を手に入れるための準備をしましょう。

1. 補助金の適用条件を満たす

各補助金制度は特定の条件を設けています。条件を正確に理解し、それらを満たしているかを確認することが不可欠です。

2. 申請期限に注意

補助金の申請は期限が設定されています。期限内に必要書類を整えて申請する必要があります。また、期限内であっても予算上限に達した時点で受付が終了になります。そのため、受付がはじまったらすぐに申請することも重要です。

3. 必要書類の準備

補助金申請には、契約書のコピー、工事前後の写真、製品の銘板の写真など、多くの書類が要求されます。これらの書類は、申請の承認に不可欠です。

4. 補助金の対象製品を選ぶ

補助金制度は特定の製品に限定されていることが多いです。対象製品を正確に選定することが重要です。

5. 登録業者に依頼する

補助金の申請は指定された登録業者を通じて行われることが多いです。信頼できる登録業者を選び、工事を依頼しましょう。

まとめ

キッチンで料理を楽しむ夫婦


古い給湯器を使い続けると、突然の故障のリスクやエネルギー効率の低下といった問題が生じる可能性があります。そうなる前に、給湯器のリフォームをご検討ください。 今回は、給湯器のリフォームで活用できる補助金制度や注意点について詳しく解説してきました。補助金制度を活用することで、経済的な負担を軽減し、エネルギー効率の高い製品の交換のハードルを下げることが可能です。これは家計に優しいだけでなく、地域経済の活性化や環境保護への貢献にもつながります。ただし、補助金の適用条件、申請期限、必要書類、対象製品の選定という重要なポイントに留意する必要があります。 ファミリーグループでは、給湯器のリフォームはもちろん、各種補助金制度を活用のアドバイスも行っています。補助金制度を活用した給湯器のリフォームをご検討なら、ファミリーグループにご相談ください。

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