「塗料と季節」の関係から外壁塗装の時期を考えましょう

外壁塗装には「塗料と季節の関わり」という大きな要素があります。それを踏まえて外壁塗装にベストな時期と外壁塗装を成功させるための秘訣をお伝えしますので、この機会にポイントをしっかり押さえておきましょう。

目次
  • 外壁塗装に最適な季節はいつ?
  • 外壁塗装が季節に影響されるのはどうして?
  • 外壁塗装に不都合なのはどんな状況?
  • 「塗料」「乾燥」「業者」の知識が外壁塗装の鍵
  • 納得のいく外壁塗装のために

外壁塗装に最適な季節はいつ?

まず押さえていただきたいポイントは外壁塗装には「合う季節」と「合わない季節」があるという点です。春や秋が外壁塗装に適しているとよく言われていますが、この季節の施工が難しいという方は不安に感じてしまいますよね。しかし、安心してください。けっして夏や冬に外壁塗装を行ってはいけないということではありません。それぞれの季節の特性や塗料との関係を考えれば問題なく外壁塗装を行うことができます。

そのためにはやはりある程度の知識は必要です。知識があれば、業者さんとの打ち合わせも上手く進めることができますし、「あれ?」と感じるおかしな点にもいち早く気付くことができます。今から外壁塗装の季節の情報をチェックしていきましょう。

外壁塗装が季節に影響されるのはどうして?

外壁塗装とは外壁専用の塗料を使って外壁を新しく塗り替える工事ですが、塗料を一回塗って終わりというものではありません。塗料を塗って乾燥させて塗膜という薄い層を作る作業を2~3回繰り返さなければならないのです。乾燥という言葉を聞くと、湿気とか雨とか結露などが連想され、なんとなく合わない季節がわかってきたのではないでしょうか。乾燥を妨げる環境が多い季節は残念ながら外壁塗装に最適とは言えないのです。

外壁塗装に不都合なのはどんな状況?

外壁塗装で一番大切なのは塗料の乾燥です。ですので、雨が多かったり、湿度が高かったりする環境では塗料が乾燥しにくく外壁塗装の難度が高くなってしまいます。では、どのような環境が外壁塗装を難しくしてしまうのか、表を見ながら確認していきましょう。

塗料の乾燥に不都合な状況・環境
水分雨・結露など水分が多いとどうしても塗料の乾燥が遅くなってしまいます。また、雨で塗料が流れてしまうこともあるため、水分の多い状況、環境はできるだけ避けて外壁塗装を行いたいものです。
湿度85%以上湿度が85%以上の環境では塗料が十分に乾燥しません。そのため、通常よりも外壁塗装に時間が掛かってしまいます。工期に間に合わせようとして十分に乾燥していない内に重ね塗りをしてしまう業者もいます。このような状態では塗装が剥がれやすくなり、後々のトラブルの元になりかねません。
気温5℃以下気温が5℃以下だと塗料が十分に乾燥しません。そのため、塗装が剥がれやすい状態になってしまいます。

雨や結露が外壁塗装の作業に直接影響を及ぼすということはすぐにイメージできるかと思います。しかし、外壁塗装のポイントの一つが塗料の乾燥だということを知らなければ、湿度や気温までが外壁塗装に関係してくることは想像しにくいのではないでしょうか。外壁塗装を依頼する側が気にするのは仕上がりの色や形状までで、あまり塗料自体に関心を持たない方も多いと思いますが、湿度と気温の基準は塗料メーカーから業者に伝えられており、パンフレットにも書かれている内容です。塗料の開発の際に湿度、気温などの実験は必須であり、塗料メーカーは繰り返し調査を行って製品のメリット、デメリットをはっきりさせています。メーカー側からしたら指定の湿度と気温は絶対守ってほしいものですし、業者も守らなければ安全な外壁塗装を行うことができません。外壁塗装を依頼する側も使用する塗料のパンフレットに目を通し、湿度や気温について頭に入れておくとよいと思います。業者との話し合いをする際、知識があれば足元を見られたり、騙されたりするのを避けることができます。

外壁塗装に合う季節・合わない季節とは?

外壁塗装に合う季節、合わない季節を決める重要な要素は乾燥だということが今までの話で分かっていただけたと思います。日本の四季にはそれぞれ特徴があり、環境も異なりますので、一つずつ見ていきたいと思います。

季節相性詳細
・比較的雨が少ない
・湿度も安定
・気温も安定
・梅雨で雨天の割合が高く、台風も多い
・蒸し暑く、湿度が高い
・気温が高いので塗料が早く乾燥する
・比較的雨が少ない
・湿度も安定
・気温も安定
・比較的雨が少ない
・空気が乾燥している
・気温が低いため塗料が乾燥しにくい

表を見ると分かると思いますが、春と秋は気温も湿度も安定していて雨が少ないので塗料が乾燥しやすい時期です。暑くもなく寒くもないので季節なので業者にとっても作業しやすい時期でもあり、外壁塗装のベストシーズンだと言ってもいいと思います。こう聞くと、「春か秋に外壁塗装しなければ」とか「夏や冬の外壁塗装はぜったいに避けないと」と思う方もいるかもしれませんが、けっしてそういう訳ではありません。また、春と秋に外壁塗装の見積りや依頼が集中する傾向があるのですが、実はこれにも表からはわかりにくい問題があるのです。

「夏と冬は外壁塗装を避けるべきか」、「春と秋に外壁塗装を始めるのがベストなのか」という点は満足のいく外壁塗装をするための大きなポイントとなるので、詳しくお話ししたいと思います。

夏と冬は外壁塗装を避けるべきか?

春と秋は間違いなく外壁塗装に最適な季節なのですが、あまり向いていないとされている夏、冬に外壁塗装をしてはならないという訳ではありません。確かに、気温や湿度の関係で塗料が乾きにくい、または早く乾きすぎるという問題はありますが、けっして外壁塗装ができない季節ではないので、「夏や冬しか外壁塗装を行うタイミングがない」という方も安心していだたきたいです。ただ、すこし気を付けてほしい点があります。それは「業者選び」です。業者が外壁塗装の質を決めるといっても過言ではありませんので、どんな点に気を付けたらよいかをここでお話ししていきます。

●業者選びに気をつける

夏、冬に外壁塗装を行う予定の方はまず慎重に業者を選んでいただきたいです。

春、秋は気温、乾燥の点で外壁塗装に向いている時期と説明してきましたが、それは言い方を変えればどんな業者が行っても問題なく工事ができてトラブルが起きにくい、ということでもあります。逆に、夏、冬は塗料が乾燥しにくく外壁塗装しにくい環境なので、業者の施工技術や知識によって仕上がりに大きな差が出てくる恐れがあるのです。また、外壁塗装は手抜きや不正が行われやすい業界だと言われています。質の悪い施工で剥がれやすくなったり、悪徳業者に騙されて高いお金を払わされたり、色々なトラブルが起こりうるのです。信頼でき、知識が豊富で、技術力の高い業者を見つけることが夏、冬の外壁塗装を成功させる大きなポイントです。地元の口コミや外壁塗装経験者の体験談など、常にアンテナを張っておきましょう。地元の業者のほうが長いお付き合いを重視するため、親身になって相談にのってくれたりするケースが多いようです。

●判断が的確な業者を選ぶ

もう一点大切なことは的確な判断が下せる業者を選ぶことです。

夏は降水と暑さ、冬は気温の低さなど、注意しなければならない点があるので、業者の判断力やその元になる知識、マイナスの環境にも打ち勝てる技術が外壁塗装を成功させる鍵となります。

塗り替えたばかりの時はキレイにみえる塗装でも、しっかり乾燥していない内に塗装を重ねてしまえば剥がれやすくなりますし、そのせいで次回の塗り替えの時期が早まれば、余計なコストがかかってしまいます。夏、冬は外壁塗装ができない訳ではありませんが、難しい環境だからこそ業者の判断が非常に重要です。

●春と秋から外壁塗装を始めるべき?

春と秋は外壁塗装に最適な時期です。ですが、春と秋になってから外壁塗装のことを調べ始めたり、業者を選んだりするのは正解と言えるのでしょうか。

「春と秋は外壁塗装のベストシーズン」というのは外壁塗装を検討している人にとっては共通認識です。そのため、春や秋は注文が殺到しやすく、その時期になって業者を探し始めても、すでに地元で信頼されている人気の業者はスケジュールがいっぱいになってしまっている場合が多いのです。そこで「どうしても春や秋に外壁塗装しないと」と焦って業者を探すと、あまり評判のよくない業者に依頼せざるをえなくなってしまいます。

その結果、納得のいかない結果になってしまっては本末転倒ですよね。

業者選びはやはり大切です。業者選びの失敗は外壁塗装の失敗に繋がると思って、これからお話しする2点に気を付けてください。

●春、秋から外壁塗装を始めようとして焦らないで

春や秋は外壁塗装をしたい人が多いため、人気店のスケジュールがすぐに埋まってしまいます。そのため、「外壁塗装は春か秋にしないといけない」と思い込んでいる人は、しっかり検討せずにスケジュールが空いている業者にすぐに依頼してしまいます。外壁塗装はそれなりにお金のかかる工事なので、本来は工事内容、見積もりをしっかり確認しなければなりません。しかし、季節にこだわりすぎて焦ってしまうと、あまり良くない業者に依頼してしまい、後々トラブルが起きる可能性が高くなります。工事のやり直しになった場合、大切な時間のロスになってしまいます。春、秋に外壁塗装を行いたい気持ちは分かりますが、優良店のスケジュールが埋まっているからといってけっして焦らないでいただきたいです。

●夏・冬から業者選びを始めましょう

人気の優良店はそもそも予約がとりにくいものです。人気の春、秋はますますその傾向が強まります。ですので、しっかり計画を立てている人は夏、冬の間から業者選びを始めています。外壁塗装は業者の知識と技術が大きなポイントになるので、時間をかけて業者を選んでいただきたいです。

業者選びは、見積もりを出してもらう、何度も話し合いを重ねるなど、短時間でできるものではありません。業者や職人が信頼できるかどうかは時間をかけてしっかり見極めたいですよね。そのため、夏や冬のうちから動き出し、業者選びを始めておくことをおすすめします。「そろそろ外壁塗装を検討しないといけないかな」と思ったら、地域の口コミや周囲の経験者の話を聞いて情報収集しておくのも大切なことです。

「塗料」「乾燥」「業者」の知識が外壁塗装の鍵

外壁塗装に向いているのは春と秋、というのは確かですが、それだけにこだわるのはベストな選択とは言えません。工事には業者の技術も大きく係わってきます。「春、秋がいいのは湿気、気温が塗装の乾燥にちょうどいいから」ということを知ったうえで、「夏、冬から業者選びを進めておくべき」、「知識が豊富で高い技術があり、的確な判断をしてくれる業者を選ぶことが大切」という点を押さえておくことが外壁塗装の成功に繋がります。季節だけでなく、技術力があり信頼できる優良な業者を選ぶことにもぜひ重点をおいていただきたいです。塗料のパンフレットにも目を通しておくとよいと思います。

納得のいく外壁塗装のために

読んでいただきありがとうございました。

外壁塗装にふさわしい季節、業者選びの大切さについて話してきましたがおわかりいただけたでしょうか。ベストシーズンに外壁塗装を行いたい方は早めに業者選びを始めて頂き、外壁塗装に合わない季節でも、優良な業者に頼むことによって満足のいく仕上がりになるので、焦らずに業者を選んでください。

外壁塗装をしようと思っている方は、他にも色々な疑問や不安をお持ちだと思います。ここではお話していないことでまだ知りたいことがある場合は、どんなに小さなことでも無料で相談を受け付けていますので、ご相談フォームやお電話でご連絡ください。 皆さんが安心して納得のいく外壁塗装を行えるよう誠心誠意サポートさせていただきます。